002 格差(だっけ?)ってすごい・・
「ここですよ~。」
「え?ここ!?」
「そうですが・・もしかしてお気に召されませんでした?」
「い、いやいやいやいや!!大ジョブ大丈夫!!さあ行こう!!」
何で驚いたと思う?それはね、
大都会だからだよおオオっ!!村じゃないよっ!!これのどこが村なの!?木造建築の家かと思ったら高層ビルだらけじゃないかあアア!!とはいえそんなこと言う元気ないよ。早くご飯~(こらこら)。
「では、今日は私の家でお休みください。」
「いやいやいやいや!!大丈夫だよ!食糧さえもらえればそれでいいから!!」
「いやいや。この時間ではもう宿も閉まってるでしょうし、ぜひ泊ってください。」
「・・そこまで言うならお願いしようかな。」
「やったー!!「ただし」?」
「救世者について教えてよ?」
「へ?それは貴方様が一番・・そうか、そうでしたね。」
「お・ね・が「さあ、家に来てください!こちらです!」ちょ、ちょっとおっ!?」
なかなか行動派なのかな?この人。そういえば名前聞いてなかったなぁ。
「そういえば、お名前は?」
「はい、私は「ヒナ」です。」
「はいい!?」
ヒナってあのヒナ!?何故に!?
「実は、私たちは10歳になってから名前をもらうのですが、ほかの人より小さかったからヒナって名前が付きました。」
言われてみれば、確かに道行く人より身長は低い気がする。けれどそれだけでかぁ・・。しかも名前をもらうまでが長い!!
「た、大変だね~・・。」
男のくせに女っぽい名前なのはあえてツッコまないでおこうかな。ツッコんでたらキリがない。
「あ、着きました。ここです、ここ。」
「いつの間にぃ!?」
話していたらいつの間にヒナの家についてたみたい。・・しかし、ここら辺だけ村っぽい。周りには畑や田んぼ。そして簡素な木造建築の家たち。・・格差ってやつ?あ、もう記憶がないことに違和感なくなってきました。ま、いいことだよね。気にする必要がなくて、さ。
「さ、どうぞ~。」
「ありがと~。」
今日のところはこれぐらい!それでは皆さんまた今度~(誰に言ってるの?)
はい。恒例の変な終わり方(直せばか)。