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プロローグ
この作品は中学生の時に書いた
大学ノート小説の第4作目をリメイクしたものです。
キャラクターに名前は一応ありますが、大抵は「俺」「先生」のような表現で行こうと思います。
また後書きには種族の説明も加えます。
俺「ここが……門星学園か……」
今日はここ、門星学園の入学式。
俺は晴れて。ここに入学することになった。
門星学園は小中高大に含め幼稚園のような保護施設などもある学園で、入学できる確率と投げたコインが空中で静止する確率が等しいと言われるほどの低倍率である。
それにしても……
俺「本当にどこもかしこも人間がいないな……」
犬や猫のような動物みたいなのもいるし、伝説と言われた人魚や、神話でしかいないと思っていたメデューサまでいる。
俺は彼らと一緒にこの学園に入学することになる。
ただ俺自身は普通の古アパートに住んでたなんの変哲もない一般的な学生だ。
どうしてこの学園へ入ることになったか。事の発端は数日前まで遡るーー。