表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ひとパ☆  作者: いかや☆きいろ
ヨゾラ
94/188

星の海を眺めながら 9

 とりあえずみんなと少し遊んでから出ることにします。別に変な目で見られることはないんですがやっぱり気にしてしまいますね。


「アカネー、遊ぼうぜ!」


「小学生みたいですわね」


「温泉で遊んじゃダメですよ!」


「ビッグなイシダイが釣れたので晩酌に追加でーす」


「おお、それはいいですね!」


 イシダイ釣りの仕掛けなんて持ってきてたんですね。釣りならなんでもありですねアンナさん。エサとか竿含めて道具は旅館で用意してくれたらしいです。そりゃ持ち込まないか。


 一足先に白ワインをいただきにいきますか!


 白ワインを燻製チーズでいただきます。お魚はみんながきてから出してもらいましょう。


 燻製チーズの香りがひとかみごとに鼻孔をくすぐります。白ワインを、こく、こく、こく。うん、最高です!


 サラミもいただきましょう。もぐもぐ。こく、こく、ふぅ。


 ナッツもありますね! ポリポリポリ。こくっ、こくっ。


 いやあ、至福!


 スルメもいただきましょう。もぐもぐもぐもぐ……硬いですね。歯は幸いにも丈夫です。差し歯もありません。顔だけは守れてよかったですよ。体の傷を見ても幻滅するような人は幸いにもいませんね。


 温泉宿でもひとパってどうなんだろう? ひとパ道を極めすぎたら孤独死してしまいます。やはりアイちゃんと結婚するしか? 酔って錯乱してますね。


 みんなお風呂を上がってきたようです。もっとのんびりしたいですよね。数日かけてみんなと温泉旅行したいものです。私明日も休みですし。私が一番自由人ですね。


 はむ。もぐもぐ。うーん、やっぱり燻製チーズは最高です。アイちゃんが私の前のソファに座りました。チーズをものほしそうに見ていたのですすめます。パアッと笑顔になりました。犬かな?


 お上品にひとつずつフィルムをはがしてていねいに味わって食べてますね。おつまみが暴食の餌食になることはなさそうです。


 ふう。もぐもぐ。こく、こく、こく。ああ、冷たくて気持ちいい。


「お姉ちゃん美味しそうに飲むねえ」


「美味しいよー」


「私大人になったらお姉ちゃんとお酒飲むね」


「あはは、うわばみそう……」


 お金がいくらかかるかわかったものじゃありません。まあお金持ちだからおごりますけど。


 カルパスもかじろう。アイちゃんも真似してかじります。リスかな? 可愛いですね。


 ナッツもかじります。ううん、このバター感。コリコリポリポリ。ん、ん、ん、ふー。美味しいなあ白ワイン。


「混ぜろよ」


「いいですよ」


「大谷、樽をもちなさい!」


「はい、お嬢様!」


「ひと樽飲むの?」


「みなの分ですわ。飲んでもいいですけど」


 飲めるのね。でもこれでガンガンやれますね!


「欲しいおつまみがあればとりよせますわ」


「貝のつぼ焼き風で」


「大谷!」


「あります!」


「ほら、もう一杯。やるだろ?」


「ありがとうございます、ナオコさん」


 あれ? なんかみんな優しいですね。怪我を見られたせいかも? もうしわけないですね。


 気にしてないと思いつつやっぱり私が一番気にしてる。


「ありがとうございます」


「いいってことよ。あ、貝ヒモうめえ」


「ナオコさんがワインやるの初めて見たかも?」


「洋酒もやるぜ? 仁に置いてないから飲んでないけど家飲みだと洋酒が多い」


「ブランデーが好きなのよね?」


「へー」


「イシダイお届けにあがりましてございまーす!」


「おお、大物が来たな! アカネさん食べますでしょ?」


「言ってくれたら好きなお魚捌きますよ!」


「余ったら私が食べる!」


「……ぷっ!」


 ありがとう。みんなありがとうございます。


 じゃあみんなで白ワインをやりますかね!


 アイちゃんはおひつ!


 魚はやっぱり白が合いますねえ。臭みも抜けてて美味しいです。焼酎かな? お醤油は少しだけつけて。うーん! 美味しい! こく、こく、こく、……最高。


 薫製チーズもいただきましょうね。もぐもぐ。きゅうっとやりましょう! しあわせですね!


 イシダイ美味しいですね。50センチ超えるのは五年ものでしたか。贅沢ですね。


 ワサビもつけて、ちょっとツンとしますが刺身醤油も美味しいです。コク、コク、コク。ふう。


 あー、気持ちいい!






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ