星の海を眺めながら 6
「はい、第五回アカネファミリーゲーム!」
「間違いだらけの中華屋台、最強の餃子は誰だ!」
「わー!」
毎度の茶番がはじまりましたよ。最強の餃子は人物ではありません。あと食べ物が最強ってなによ。倒すのか? 食べた人を倒すのか? 倒すんだろうなぁ。
「いつもどおり!」
「おざなりね!」
「じゃあやりなおしで。はい、今回もはじまりましたアカネファミリーゲーム! ルールは簡単、美味しい餃子を焼いてルーレットにのせ、自分の前にきた餃子を食べる、それだけ!」
「お残しは許されませんわ! ぜひ手心を加えてください! 心よりお願いします!」
「悲痛な叫び! 今回は会場として旅館陽光亭の宴会場をお借りしています! オーナーの娘自ら畳を汚す一品に期待しています!」
なんかひどい司会だな。(褒め言葉)
今回も撮影されています。つまり手加減するなってことですね?
……なんかペッパーXとか書かれてる瓶があるんだけど。
振りでよろしいですね?←超笑顔
今回は、手かげんしません。←したことがありません
これをこうして、やはり料理は美味しく作らないとね! 食紅も使おう。
他の人も料理上手くなってきたし、美味しいのが食べられそうです。←震えてる?
さあ焼いたらキャロライナ・リーパーを上からかけてできあがり。ケチャップでごまかそう←悪辣
「はい、ストップでーす。焼き上がった餃子をルーレットに並べてください」
今回の参加者は順にナオコさん、私、スズちゃん、アイちゃん、ケンシくん、サヨリさん、アンナさん、コノミちゃん。
「さて、オープンです!」
「あかあい! これあかんやつや! わざわざ皮まで作ってる!」
さあ、実食です! あ、私は餃子の皮を作れるしパスタなんかも打てます。めんどくさいから普段はやりませんけど。
一人目はナオコさんからだ。……もう中身見えてる! 白い生地が緑に透けてる! 火を通してるワサビなら大丈夫では?とか自分を励ましてる! スズちゃんはもう笑ってる!
ワサビの香りは確かに揮発しますけど、餃子の皮に包まれていても揮発しますかね?←爽やかな笑顔
「が……ぐおお……はないたーい」
「ナオコさん、転がった~! リアクション芸人のように! リアクション芸人のように!」
ほんとあの人が素人か疑わしいよね。←天使の笑顔
さあ二人目です。私だ?!←やっと気づいた
「あ、アイちゃんの愛がきっとこの生地を黒くしてるんだ! はむ!」
「いったー!」
「あふん」
「気を失った~!」
え、コーヒーを醤油と小麦粉で練ってみた? お姉ちゃんを殺す気かな?
次はスズちゃん。初登場のケンシくんの作るものなら余裕では?
「あれ、なんか難しい顔してますよ?」
「なにこれ。口の中ジャリジャリする……」
「あ、健康にいいと思ってマグネシウムのサプリを」
「鉄臭いやつだー! スズさん座り込んだ~!」
き、凶悪!←嬉しそう
あ、ついにアイちゃんがサヨリさんのを食べてしまう!
「すっぱ……!」
アイちゃんが食べ物であんな顔するなんて!
「梅干し果肉100%ですわ」
「お嬢様ヤバイ! 路線転換したけどやっぱりヤバイ! 大谷を地獄に叩き込んだお嬢様は健在です!」
アイちゃん涙目だー!
次はケンシくん、だけどいきなりアンナさんの洗礼だ!
「なにこれ……」←苦そう
「ワサビコーヒーでーす!」
また会わせ技だ。でもより凶悪。ひどいなあ。←嬉しそう
サヨリさんの番です。コノミちゃんの顔色をうかがってますが素知らぬ風です。いつもの生物は使えないはず?
「おおっと、お嬢様、吐き出しちゃダメですよ!」
「溶けたナマコの味が口いっぱいに……」
きつそうです!←嬉しそう
アンナさんは余裕そうですね。ナオコさんの甘いのがくるとわかったら耐えられるってことでしょうか?←悪い顔
「はぐっ! へうぷ……」
「膝からぐずれおちたー!」
「砕いたハッカ飴だけいれてみた!」
ナオコさんやっぱり凶悪だー!←大歓喜
「さあトリはこの人、我らがリアクション芸人、コノミちゃんだ!」
「あかんて、こんなもんもう赤いやん。真っ赤やん」
「食紅だから大丈夫だよ!」
「そーかほなら安心、ってならんやろ!」←見事なノリツッコミ
「覚悟を決めてください」
「くそ、いくでえ!」
ペッパーXは世界一辛い香辛料です。
「んがっほ! アカンアカンアカン水ゴホッ! なにこれのどいたあい。リアクションちゃうねんほんまこれガチやねんゲホハッ」
「リアクションうまいなー」←邪悪な微笑み
「あがん、これしゃれにゲホッ! ならんて」
今回も面白かったね!←大満足




