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ひとパ☆  作者: いかや☆きいろ
ヨゾラ
83/188

トマト好き 2

「いらっしゃいませー!」


「ナオコさんこっちー」


「待ち合わせです」


「はい、お席の方へどうぞ、二名様ですか?」


「今は二人、あともう一人きますわ」


「はい、二名様入りまーす」


 サヨリさんは丁寧ですね。あとから何人くるかは聞いておきたいところです。聞かなくても対応できますけどね。お冷やとおしぼりは絶対なのです。忙しいとおしぼり使いきることあるんですよね。あのおしぼりウォーマー100本以上余裕で入るんですけど……。


「生中ふたつといつものセット頼んでおきました」


「おう、さんきゅ」


「生中ふたつでーす」


「きましたねテレポート」


「仁の接客は迅速さとテンポが売りだよな」


「透き通るような声も聞いてて気持ちがいいですわ」


「アカネちゃんと話してたら異次元の理由がわかったぜ!」


 ウヅキさんがナオコさんに話しかけてそちらでお話が始まりました。お刺身とお寿司がきます。唐揚げもビールが終わる頃にはきます。


「潮解力ひとつ」


「お気に入りね。レモン酎ハイひとつ」


「ひいぃ」


「グレープフルーツひとつで」


「オーダー入りまーす」


 さて、今週の予定の話をしましょうか。


「そういえばアカネってトマト好きだよな」


「はい、大好きですね」


「ひとパチャレンジでトマトを企画しておりますわ」


「またやるんですか?!」


「それとは別にトマトを田舎から送ってきたからみんなで食わないかと思ってな」


「トマト一箱ももらったら使いきる前に痛めてしまいますわね」


「二十個くらいなら消費できますね。あと冷凍もできますよ。その場合生で食べるのは無理ですけどソースになら使えます」


「さすがトマト好き。つーわけでトマトパーティー頼む」


「いいですよ。あ、唐揚げと三種盛りが上がりましたよ」


「エスパー」


「あ、ホントにきたわよ」


「焼き鳥は少々お待ちください」


 アンナさんもきましたね。しかしトマトパーティーですか。トマトチャレンジもあるならそうとう考えないとダメですね。お味噌汁とか良さそうですが。料理に先入観なんて一番いらないやつです。刺身にはさんだっていいんですから。


「いらっしゃいませ。生中のお客様」


 お冷やと生中が一緒にきました。効率いいですね。仁だと普通にやります。忙しいのでなん往復もできません。メニューができあがる数秒なら待った方が速いこともあります。


「なんの話してたですかー?」


「トマトパーティーする話?」


「ですね」


「グビグビ」


「しゃべれ」


「トマトですか。また一品作るですか?」


「今回は私の研究会ですね」


「それはそれで楽しみです!」


 まあ今回は簡単にあれですませます。


「唐揚げうめえ。そういえば唐揚げ研究できた?」


「できましたけどお惣菜買ってます」


「油が大変ですものね」


「そういえば二人も料理するようになったんですねー。どんぶり回は悔しかったでーす!」


「はっはっは。天才は努力してるとこ見せないからなー!」


「まあ二人でパーティーとかやりますし」


「ぐぬぬ。豊富な食材で料理したいでーす」


「ありものを合わせるのがひとパ道です」


「冷えたお惣菜再生はためになりましたー」


 研究ならいっぱいしています。割引お惣菜は使えます。チキンを炒めて焼き飯に使ったり。八宝菜なんか温めて唐揚げいれてどんぶりにしたら美味しいですよ。


「お惣菜チャレンジもやりましょう」


「安いものを使って美味しく食べるのも感謝の証だよな」


「がんばって作ってくれたものですからね」


「職人への感謝も大切でーす」


 大将にはいつも感謝しています。貝柱天美味しい。グレープフルーツチューグビグビ。






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