表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ひとパ☆  作者: いかや☆きいろ
新メニュー!
81/188

SS 大将シリーズ 休日

 みなさんごきげんよう、湊アカネです。今日は私たちみんなのお父さん、大将の休日の動向に迫りたいと思います。





 このSSは光里家の協賛でお送りしております。撮影中の機材などはすべて光里家が提供しております。





 大将の朝はいつも早いのですが、日曜はさすがにゴロゴロから始めているようです。毎日お疲れ様です。


 お昼頃にようやく大将は起きてきます。トーストでコーヒーを飲みながら新聞を読んでいます。どこからどうみても普通のお父さんです。


 娘さんのスズちゃんは家の掃除をしているようですね。お父さんが邪魔そうです。


 女将さんは家の日用品の買い出しみたいです。たくさん袋を抱えて帰ってきました。


 おおっと、大将はまだ動きません。でかくて邪魔な置物のように扱われていますが動じません。散歩とかいった方が気持ちいいですよ?


「お父さん、邪魔ですか?」


「お父さん無趣味なんですよね。だから日曜日は動いてくれなくて」


「遊びにいくといってもあの人の場合海なんですよねえ」


「仕事が趣味なんですね。お正月に家族を捌く人ですし」


「それまだ言ってるの?!」


「置物がしゃべりました。さすがアカネさんです。さすアカ!」


「パチンコも馬もやらないんですよねえ」


 どうやら大将は本当に仕事以外の趣味はないようです。つまらない大人ですね。


「アカネちゃん俺に辛辣すぎない?」


「お父さんにはちょうどいいと思います」


「こらしめてやってくださいな」


 家族も辛辣です。かわいそうですね!


 お昼過ぎ、大将が珍しくでかけるようです。どちらへ?


「スーパーでもみてこようかなって。サラダ出さないかよく聞かれるもんで」


(この撮影のあとでアカネサラダが生まれました)


 やっぱり仕事ですね。大将は食料品のコーナーをまわってから帰還しました。妙に楽しそうでしたね。このワーカホリック。


 今度魚ハムとか教えてみますかね? 絶対、研究始めますよ。魚ハムのサラダ、魚ハムフライなどなど。そんなに難しくないですしいいかもしれません。


 そして大将は自宅へ。台所に立ったかと思うとお魚を捌きはじめました。仁での余り物ですね。痛んでしまって捨てるよりは食べる方がいいかと思います。お刺身や焼き魚を焼いていきます。


 新しいことはしませんね。私みたいに奇をてらいません。つまんないですね。


「味は美味しいんですけどね。プロですし」


「うちじゃ肉料理を食べるのが休日みたいになってますね」


 スズちゃんも女将さんも大変ですね。


 晩ごはん。大将はビールですか?


「明日も四時半起きなので早めに晩酌をするんです。土日しか飲めないんで許してあげてください」


「お父さんお寿司握る? いらない?」


 シャリの手間があるので断ったようですね。塩焼きを前に実に幸せそうですね。朝はトーストのくせに。


 こうしてなんの面白みもないまま大将の休日は終わりました。


「本当に絶対、お父さんみたいな人とは結婚しません」


「いいところもあるんですけどねえ。不貞の心配が全くないとか」


 仕事に全力で浮気してますけどね。


「それを言われるとつらいですね」


「まあでも二人が喧嘩するのはみたことありません。そこは尊敬します」


 家族仲は大変いいみたいですね。


 翌早朝、大将は仕込みにでかけました。今日も美味しいごはんをよろしくおねがいしまーす。



 やさしい休日をあなたとともに。光里家の提供でお送りしました。お休みなさい!




「結局寝て仕事しただけじゃねーか!」


「一応晩酌もしてますけどね」






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ