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ひとパ☆  作者: いかや☆きいろ
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夏野菜パーティー☆またかよ! 3

 釣りは魚がいないとどんなにいいポイントでも釣れません。

 さあ、やって参りました、釣り大会です! 五目釣りするよー!


 今回の大会はなんと、女将さんと大将、カズコさんとよくしゃべる置物のリョウヘイさんとウヅキさんが参戦です! 過去最大級のにぎやかさです! ちなみに大谷さんも今日は釣り人スタイルです!


 いつもより五人多い!


「はい、第三回、アカネファミリーゲーム!」


「間違いだらけの釣り大会! ナンバーワンは誰だ!」


「わー!」


 いつもの茶番です! 正格には第五回だし。鍋の時とお好み焼きの時と手巻き寿司と大福。まあ競技として始まったのが第三回ってことで。


 今回も撮影スタッフが構えております。


 ステージは一東北灯台。なんでも釣れるスポットです!


「今回は竿も仕掛けも自由! アドバイスも自由です!」


「トップにはそれなりの品が贈られるぜ! 数で競うか大きさで競うかも自由だ! 私はもちろん大物を狙うぜ!」


 私は両方狙います。私に策がある!


「よーしウヅキ、アカネちゃんたちにいいとこみせるぞ」


「ルアー釣りかよ。俺はエサで数釣りするぜ!」


「お父さんはフカセ釣りですか」


「寄ってきた魚を釣ってもいいよ?」


「私ゃのんびりちょい投げするよ」


 ゲストもやる気ですねぇ! 男の人三人は手強そうです!


「私はアジングにしとく」


「私はエギングやってみようかしら?」


「うちもお遊びやしちょい投げやな」


「私は刺身のサイズが欲しいので投げ釣りします」


「大きいの食べたいけどよくわからないからちょい投げする」


「みんな勝負よりお魚を取るんだね。私はフカセとサビキ二刀流でいくよ」


「ふむ、ここは釣りガールとしてバイブでガシガシ沖合いを狙いまーす! フローティングミノーも準備がありまーす! 奥の手の用意もありますねー!」


 さすがに釣りガール、手強そうですね!


『スタート!』


 今回もスタッフがしきってくれます。堤防中盤でまずはバケツで海水を汲み上げます。オキアミブロックを溶かしていきましょう。杓でまきエサをします。カゴにもアミを詰めて投入、海老エサのフカセ釣り仕掛けも投入。


 とにかく魚を引き寄せて釣る!


 いざとなれば三本目の竿が火を吹くよ!


「さすが火の女。おっしゃあ!」


 あちこちでルアーが投げ込まれている。大物も魚の群れとかんちがいして寄ってきたりするんだよね。


 これだけバチャバチャやられると魚が寄ってくるか。


『おーっとアイちゃんが早くも一匹目! 記録はアイナメ20センチ!』


 アイちゃん、ゴカイ使ってる! ゴカイは気持ち悪いうにうにしたミミズと芋虫を合わせたような虫なんだけどばつぐんに釣れる。ただ、女の子が使うエサじゃないね。


『おっと、ウヅキ選手もなんとメバルだー! 続いてカズコ様がカサゴをあげたー!』


 エサ釣り組がやっぱり強いな。まだまだこれから! きたきた!


『おおーっとアカネ様が一荷釣り! 一撃で三匹をあげたー!』


「なにー!?」


 いける、ちょうど回遊が回ってきた!


『連チャンだー! 三匹追加! 止まらない~!』


 数釣りはもらった! お、これは?


 もう一本の竿に来た! おおおっ!


『あがったあがった! アカネ様がグレをあげた! 43センチ! 独走です!』


 よっしゃ。とはいえサイズの方はこれが限界か。数釣りの独走をまず目指して……。よし、入れ食い入った。


『おおっと大将ジン選手、チヌだ! チヌをあげた! 54センチ、トップにおどりでた!』


 やっぱりねぇ! 海で40センチはぜんぜん安全圏じゃない! 数釣りだけはもらう! よし、じゃんじゃんこい!


『一荷だ一荷だ! アカネ様が五匹追加~! 完全にリード!』


 これでちょい投げ組もルアー組も数では追いつけない。さらに突き放す!


『アカネ様がどんどん数を重ねていく! 現在二十五匹?! 数釣りは決まったかー!』


 もう少し釣っておく。一匹を手早く解体して三本目の槍を出す!


『アカネ様、これは投げ釣り仕掛け? 解体したアジを針につけ、大遠投!!』


 あとは待ちながら数を重ねる!


『おお、ここで釣りガールアンナさんがビッグファイト! なんだー? スズキです! 83センチ! これは決まった~!』


「よっしゃあ!」


 くっ、やっぱりアンナさんか! こっちは待つしかない。エサ釣りは動かさないのが大事だ。ルアーは何度も投げる分広範囲を探れる強みがある。一長一短ではあるけど……。


 きたっ! サビキを引っこ抜くと三匹ついてた。手早く外して、投げ竿をしゃくる!


「こいやあっ!」


『おおっと、アカネ様のビッグファイト!』


「お、おもっ! タモお願い!」


『スタッフがタモ網を持って走ったぞ! なにが釣れてきた? ヒラメだー! 大ヒラメ! 八十五センチです! 逆転、逆転ー!』


「狙いどおり!」


「これは奥の手の出番ですねー!」


『アンナさん、ロッドを変えたようです。すごく小さなルアーですね。アジングロッドですか』


「はいよ、一匹! 回遊が来てるから入れ食いね! もう一度一匹! それでこれ、食わせ釣り仕掛け! いっけー!」


 うわ、ヤバイ武器持ってた! 生きたアジの泳がせ釣りか!


 緊張が走る。そしてアンナさんのジギングロッドがしなる!


「Fish on!」


『アンナさんのビッグファイト! 大物はやはりこの人か!』


「きっつい! でもここまでねー!」


『あがったー! 記録は?』


 あ、青物だと?!


『ブリ、ブリの106センチ、ぶっちぎったー!!』


 産卵期だろお。なんで食ってくるかねえ! しかしこれは勝てんわ。あー、終わりですか。






 まあ漫画ですね。可能性はあるけど。



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― 新着の感想 ―
[一言] やっ……やっぱりヒロインは負けて強くなるんですよね ……何を目指しているんだ?
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