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ひとパ☆  作者: いかや☆きいろ
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カツオのタタキの利用法 2

 さあ、次はスズちゃんによるカツオの解体ショーです。1メートル二十キロ、お腹がパンパンの大ガツオです。


「みじゅう……」


 まだ苦しんでた! アイちゃんがお水をあげています。キャロライナ・リーパーマジでヤバいね。


 さて、ステージの上ではスズちゃんが大きな包丁を構えています。カッコいいですね。カツオの解体は難しいんで私はやったことないんですがスズちゃんは三回ほど経験があるそうです。当然大将が解体してるのも何度も見ています。


 まず背中に包丁を入れ鱗を落とします。カツオの鱗は固く、身は柔らかいため気を付けなくてはなりません。ザリザリと鱗を落としていきます。


 次に頭を落としにかかります。胸ビレを鱗ごと削ぐように包丁を入れて、半分だけ落とします。次に腹ビレ、ひっくり返して逆の鱗、胸ビレ、そのまま頭を落としました。それにしても大きいカツオです。


 ハラワタを抜いていきます。水洗いして血合を掃除して、次に背ビレを外していきます。背中にV字の切り込みを入れるようにして外します。上手に切り込みを入れないと身が崩れてしまいます。ここから五枚におろします。


 胴体に切り込み、お腹に切り込みを入れてお腹の部分を片方外します。そのまま背中の方も包丁を入れて外し、裏側も同じように二本節を取ります。お腹についてる骨は削ぎ落とします。これで節が取れました。


 スズちゃんは引き続きお刺身とタタキを作っていく。私も冊をひとつもらってきた。フライパン用意!


「ん? アカネはなにを作る気だ?」


「カツオのタタキ」


「フライパンで?!」


 フライパンでシチューも作るのに今さらです。


 皮面から炙ります。火が入りすぎると困るので中火です。サラダ油をひきます。冊をどーん。気持ちいいですね!


 全面を焼いたらお皿で冷まします。このまま食べたら美味しいんですが。冷めてから分割していきましょう。たれも作っておきますね。ポン酢にすりおろしニンニク、ショウガ、ゴマ油、黒胡椒。


 タタキにかけたら……、トマトを切りましょう。輪切りにしたトマトに塩をふります。


 いつぞやのカツオとトマトのサラダです。レタスをしいてカツオとトマトを交互にのせてタマネギものせて漬けてたたれをかけます。粉チーズ!


「お、おもしろそう」


「お姉ちゃんの得意なカツオとトマトのカプレーゼだよ!」


「私も大好きでーす!」


「いつも食べれるとかいいですわね」


 いつもは適当にお総菜のカツオだけどね! 今回のは本格的だから心配。逆にね!


 さて、お酒はレモン酎ハイからいこう。ビール? もう飲んだ。 トマトとカツオとタマネギをまとめて口の中に入れます。もがー。かぷっ。はむはむはむ、じゅわあっ!


 おふ、口の中が洪水です。


「……おほお! こりゃすげえ!」


「美味しいですわ! ゴクゴクゴクゴク?」


「しゃべろうとすんな」


「これは、メインはれるサラダやな」


「いつも美味しいよ!」


「……! アカネさん、これメニューに入れませんか?」


「え? 仁の?」


「いいと思う。サラダメニュー困ってたしカツオなら刺身盛りに混ぜても違和感ない」


「あらまあ。メニューも広がりますわね。タタキをそのまま出せばいいもの」


「それいいでーす!」


「うんうん、一品二品なら接客も煩わしいこともあらへん。えーんちゃいます?」


「マジで?」


 大将に打診したところ後日試作品を振る舞うことに。マジですか。


 スズちゃんのお寿司と同時デビューもある?


 そして私のメニューが初お披露目となります。






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