SS 管を巻く 川で釣る
はーい、湊アカネです。今日は川に来てみました。大きいですねー!
今日は河口域にてこの方に釣りを教わります。
「HEEEEEEY! おまえら、釣ってんのかーい?」
市内渡海高校の英語教師、エセアメリカ人の立花アンナさんです。ちなみに公務員なのでお給料は支払われません。
「バイト禁止でビンボーだよー!」
利益供与にあたる利害関係はないのでいいと思うんですけどね。
「うちの傘下の私立高校に移りませんか?」
その話は本編でやりましょう!
このSSは光里家の協賛でお送りしております。撮影中の機材、飲料などはすべて光里家が提供しております。アンナさんは公務員なので自費です。「つらいよー!」
利益供与にはならないんでいいんですけどね。賞金扱いにすれば別にバイトにもならないし。「やったー」
さて、でっかい川ですね。少しいくと海です。今日はなにを狙うんでしょうか?
「みんなには小魚、ハゼとかを狙ってもらいますねー。私はシーバスにアタックしたいでーす」
この辺りは工業域からも遠く、河川もすんでいます。美味しいスズキが釣れるかもしれませんね!
「タイショーの技前ならだいじょーぶです!」
では、釣っていきましょう。今回のタックルを教えてください。
「ロングスピニングロッド13feet、ラインは5号を200meters巻いてまーす」
最強クラスの装備ですね。お高そうです。自腹です。
「ビンボーつらいねー!」
ルアーは、これはまた派手な色ですね。
「シンキングミノー8cmね。カラーは蛍光色のライムグリーンえらんだよ」
じゃあ一投めですね。危ないので五メートルくらい離れましょう。
「ふんっ!」
おー、飛ぶなあ。着水しました。ゆっくり巻いてますね。シンキングルアーなので砂地をこするように泳いでいるはずです。はや巻きのただ巻きが向いているルアーなんですが果たして。
「さかないないかなー」
どうやらまだ潮が来ていないようですね。それでは私たちの釣りをやっていきましょう。仕掛けはシンプルな延べ竿に浮き、噛み潰し、より戻し、ハリスは細め、針は小さめのを選びました。エサはゴカイです。グロテスクです。黒い牙がうにうに出てきます。怖いですね。
じゃあ釣っていきましょう。ポイントは五メートルくらい離れてください。今日のゲストはスポンサーのお嬢様、光里サヨリさん、多田野ナオコさん、愛しのマイエンジェル、アイちゃんです!
「よろしくお願いしますわ」
「おっしゃー、釣るぜ!」
「がんばるぞー!」
みなさん、釣りの経験は?
「父が釣り好きなもので何度か」
「サヨリに誘われて船釣りを何度かな」
「お姉ちゃんに連れられて行きました」
みなさん経験者でしたか。今回は小物のハゼ釣りになります。頑張ってください。熱射病対策のスポドリは用意されています。私たちのエナドリのビールもありますよ。ちなみにお酒は熱中症対策としては最低です。
かしゃっ、ぷしゅ。ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ。ふいー!
「飲んでんじゃねーか!」
だって冷たくて美味しそうだったんだもん。さて、さっそくアイちゃんがヒット。あなた神に愛されすぎじゃないですか?
「釣れたよー。……んー、15センチ!」
なかなかの大物ですね。おっと、また釣れてきましたよ。お嬢様、お魚怖がりません。さすがです。
「サイズがもうひとつね。11センチ」
「きたぜー!」
おっと、入れ食いですね。ナオコさんも釣れたようです。
「こいつあちっせーな。8センチか」
なぜか人気投票みたいな雰囲気になってきました。
「HIT!」
おっと、アンナさんの竿に当たりが!
ばしゃん、と水しぶきをあげ頭を振る……ボラですか?
「NO!」
あ、やっぱりボラのエラにひっかけてますね。ルアー釣りにはよくあることです。
このあともハゼはどんどん釣れていくもののシーバスは影も見えません。ポイントを変えたいところですが潮目はよくなってきてる気がしますね。
「! Fish on!」
おおっとこれは!
背中のヒレが水を割ります。タイのようにトゲトゲのヒレ、スズキです!
「I did it!」
やった、やりましたアンナさん! 目当てのスズキをゲット!サイズもなかなかの75センチです!
「面目躍如でござーる!」
「おー、すっげーな」
「さすが本物の釣りガールですね」
「美味しそーう!」
アイちゃんは食い気ばっかりですね。
素敵な釣りを貴女に。光里家の提供でお送りしました。週末の貴女に最高のシーンを。
「大将、お願いします!」
「また持ち込みー?!」
「じゅるりっ」
「猛獣いる!」
「おひつ用意しましたわ」
「楽しみねー」




