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ひとパ☆  作者: いかや☆きいろ
接客しよう!
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SS アイちゃん頑張る☆ 初戦

 この物語で最強のチートキャラ、アイちゃんです。



 今日はアイちゃんがサッカーの試合をするというので、クーラーボックスを手にみんなで観戦にやってきました。




 このSSは光里家の協賛でお送りしております。撮影中の飲料、機材は光里家が持ち込んでおります。




 さてさて、今回はサッカーの観戦になります。私はアイちゃんがごはん以外で語るサッカーの話が大好きなのですが細かいルールはよくわかりませんね。相手のいる前で脚を振り上げたらダメなんでしたか?


 オフサイドトラップとかゾーンディフェンスとかは聞きますね。あとはキーパーチャージくらいでしょうか?


「アイちゃん、今日の意気込みは?」


「え、雑魚だよ。うちが負けることはないから」


 これはすごい自信です。いつものごはんのためにおねだりする可愛いアイちゃんが焼き肉を前にしたビーストのようですね。あれ? いつも通りだ?


 さあ、キックオフです。まずは二人の選手がボールを交換しましたね。


「昔はキックオフではシュートできなかったのですわ」


「スマホでガイドブック今さら読んでんじゃねえ!」


「お酒だけしかないでーす……」


「一杯もらお。ビールビールぅ」


 開始一分、さっそく湊アイが左中盤でボールを持った。相手選手は二枚でゾーンを作る。アイちゃんはゴール前にゆるやかなカーブを描くようにボールをあげ……いや、入った! 入った! 入った! センタリングではなくシュートだ! すごいアイちゃん! 先制点はわずか二分、アイちゃんの一発で沈めました!


「あんなもん女子高生にどうしろっちゅーねん」


「一人だけプロが混じってますねー」


「アイちゃーん! やったー!」


 アイちゃん、お見事でした。


「いや、相手のキーパーがぬるかっただけだから」


 ビーストは飢えが満たされることを知りません!


 相手の攻撃です。ゆるやかにボールを回して……おっとアイちゃんインターセプト、すぐにボールを右へ叩きます。そのまま左サイドからセンターに上がっていく! 合わせた、低いパスに合わせた、オフサイドラインギリギリからの突破でボールを流し込んだ、二点目、ゴーーーールゴルゴルゴルゴルゴルゴル、ゴール!


「いや、もうやめてあげて」


「相手の監督がオフサイドを確認してますわね」


「完全にラインみて走ってますから無駄ですねー」


 相手の監督としては悔しすぎるでしょう。作戦もなにもありません、子供の大会に一人プロが混じってます。しかも女子の大会に男子プロ。


 試合は一進0退といったありさまで十点差を超える完封ゲームとなった。


「相手もうふらふらじゃねーか」


「格が違いますねー。他の子も上手いでーす」


「地方大会の予選だとこういう試合も仕方ないのかな」


「そうですわね。カシャ。ごくっごくっ」


 クーラーも空になったのでアイちゃんに予定を聞いてからみんなで夕ごはんに行きましょう!


「え、ごはん? 仁で食べていいの? ぜはーぜはー、じゅるるる、ミーティング終わったら行くから待っててねお姉ちゃん! えへへじゅるっ」


 大将の命運を祈る。




 元気な君に美味しいごはんを。光里家の提供でお送りしました。ナイスゴール、アイちゃん! ちなみに今大会初のハットトリック、ダブルハットトリックを達成しました。





「お刺身大漁盛り、焼き鳥パーティー盛り、焼き魚三種盛り、天ぷら唐揚げ全種、ごはん特盛」


「ひいぃ」


「ガクッ」


「あははー、他にお客いないから大丈夫、大丈夫」


「ホントですか? じゃあとりあえず三周しますね!」


「ぷしゅー」


「魂抜ける音はじめて聞いたわ!」


「ごはんおひつにください。私が盛ってあげるね!」


「ありがとうお姉ちゃん!」


「サッカーも食欲もマジビースト」


「横でこそこそ飲んでまーす」


「気持ちがいい食べっぷりですわね。あ、レモン酎ハイ三つ!」


「ひいぃ」




 大将の命運やいかに。






 アイちゃんは無敵です!



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