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ひとパ☆  作者: いかや☆きいろ
接客しよう!
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梅の花の咲く頃 2

 正直百八十話以上ストックしてると読み手と意識が乖離してる感じはしますね。



「へー、じゃあ来週から入るんだ、その研修」


「はい、そうですね。楽しみです。できる子ならいいんですが」


(いや、アカネ基準はヤバイだろ)


(自分がどんな動きしてるか自覚無いのよ。私なんかたまに見失うもの)


(見世物にできるレベルだよな)


 むむ、二人でひそひそ話ですか。ラブラブですね!


 さて、今日も焼き鳥とご飯にビールですけど、なにを注文しましょうかね。あ、最新のお品書きだ。いつ変わったんだろ?


「お二人仲良しなのはいいんですけどなんにしますか? 天ぷら盛りは頼みますよね?」


「注文してあるわ。今日は天ぷらの気分だから二皿」


「そうなんですか。あ、アンナさん来た」


 注文を選んでる段階でアンナさんが来ました。この人仕事してんのかな? 公務員なのに来すぎな気がする。医者よりはマシだけど。


「お待たせーです!」


「待ってねえよ」


「あ、スズちゃん注文お願い」


「ホントに待ってないですよ?!」


 とりあえず串盛りを頼んでご飯とビール。


 この串盛りは十五本もあるのに800円とかなりリーズナブルです。こうやってみんなで食べるのにちょうどいいですね。ほかにはお試しとか六本串とかあります。お試しが200円で三本、六本串は400円になります。六本串とご飯100円でも十分一食になりますよ。焼き鳥定食はありません。定食でよく出る塩サバやホッケを焼くのでたれのある串を焼くのが難しいんですよね。夜は七輪を出して分けてます。


 串の内容としては塩二本、皮、たれ五本ですね。若鶏のもも肉やむね肉、肝とか砂肝とかです。やっぱり魚がメインですね、このお店。


「あ、スズちゃん、とりあえず生ビールくださーい」


「はーい、オーダーをくりかえします、……、以上でよろしかったですか?」


「お願いね」


「私もご飯食べないとですねー。でもアメリカ人ならやはり肉でしょう!」


「日本人だろが」


 ナオコさんは律儀に突っ込みますね。まあこういうテンポが楽しいんですけど。


「コテコテだなナオちゃん!」


「うっせーよ置物、しゃべんな!」


「わっはっは、お前らもう結婚しろー」


「するか!×2」


 壁の二人が混ざります。ウヅキさんがからかってきてリョウヘイさんがはやしたてるパターンは名物です。リョウヘイさんは真面目そうなのに口が回ります。


「ほっほっほ、そういえばリョウヘイ、お主のひいきのチーム去年はまた最下位だったの?」


「くっ、今年は行ける! 奈々志乃が打ってくれれば!」


 そのままカズコさんとリョウヘイさんが野球の話で盛り上がる。カズコさんが真ん中に座るのはこうやって常連ほぼ全員と話せるからだ。それはヌシとも呼ばれる。


 それでウヅキさんがフリーになるとこっちにちょっかいをかけてくる。ナオコさんが喧嘩を買う。私たちは三人でひたすら飲む。


「ここのたれだけは真似できません。ご飯にもお酒にも合うのにしょっぱくない」


「そですねー。この味出したいでーす」


「ごくごく」


 そんな、こくこく、みたいな。サヨリさんホントに酒を飲む音でしゃべろうとしてるぅ。


 今日はここで最後まで飲んでいこう。ひとパは明日かな。さて、お刺身を食べますか。


 大将のお刺身は魚を食べることを実感させる厚みが売りだ。厚みがあるのに品がいいのはなぜだろう?


 ちなみにボリュームを出すためにアジのお刺身とかも盛ってますよ。そうでないと安すぎますよね。ただ、美味しいんですけどね!


 わさびをつけてお醤油は付けすぎず、……はもん。モグモグ、ふわあ。ああ、ハマチがやっぱり最強。次はイカだ。わさびをつけてお醤油は多めに、ごはんにのっけて。ぱくん。モグモグ、さくさく。ぶわあっと旨味と甘味が来ます。


「ししょーは実に美味しそうに食べまーす。参考にしますねー」


「しなくていいしなくていい」


 顔を見られていたようです。恥ずかしい。次はタイですね。いつかもらった五点セットで盛られています。かぷっ。もぐもぐ。コリコリあまあま、ぱあー。ビール。ゴクゴクゴク。ぷっしゅー。ふいー、手強かった。次はなに飲も。


「唐揚げ来たわよ」


「よし、ライムくださーい」


「私もお願いしまーす」


 ここの唐揚げはもも肉を変に衣を厚くしないで揚げていますので舌触りがダイレクトに肉です。ライムやレモンでキリッと締めたい。ビールでもいいんですけどね。ビールだと主役がビールになりますね。お好みです。


「ちっ、ホントにウヅキはウザキャラなんだけど」


「お帰りー」


「今回は長かったですねー」


「リョウヘイのバカがずっとカズばあちゃんに捕まってたからカラむカラむ。あ、ビールくださーい」


「あ、少々お待ちください!」


 そういえば一人入ったらシフトが大分変わるけど、大将は私とかが病気になった時のためとは言ってるけど実質入る人数を増やすみたいだ。


 今だと昼は二人から三人で回してるけど三人固定、土曜は四人も見込んでる。夜は四人固定、土曜はフルメンバーだ。対応速度を上げることでテーブルの片付けや案内、お冷やを出すまでを早くする。これで待つ客を減らせるはずである。


 しっかり頑張ってくれるといいな、新人さん。お、天ぷらきたー。






 だから、もっと更新しろ、十万文字くらい毎日書けって言われるならそうしますよ。楽しめる限りはですけど。



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