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ひとパ☆  作者: いかや☆きいろ
ひとパ道!
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野菜好き?

 このお話はとにかく野菜食べます! 魚食べます! 旬を食べます!



 皆さんはお野菜好きですか? 湊アカネです。


 夏と言えば野菜! お魚も美味しいのはたくさんありますけど、肉と違いシーズンがあるのがお魚と野菜ですね。不便なような楽しみなような。へへっ、焦らしやがるぜ。(なにキャラだ)


 天からナオコさんの声が聞こえてきましたのでお話を進めます。(死んだみたいに言うな)


 客席に座ってるだけのナオコさんがうるさいですが今日は早上がり。みんなと飲めますね。


 とにかく、野菜の話をするんです。葉野菜、果菜、根菜、茎野菜。花野菜や芽野菜も無くはないですね。


「私がよく使うのがブロッコリー、ほうれん草などの冷凍野菜、次にトマトなどの果菜類、根菜、葉野菜ですね。これはどれも普通に使います」


「大雑把な分類でもずいぶんあるもんだな。果菜ってはじめて聞いたけど確かにキュウリやらトマトやらカボチャやら瓜は果菜って分けないと分けれないな」


 大将が作ったお刺身をつつきながら話します。同じ魚でどうしてこんなに味が変わるんですかねえ。絞め方、卸し方、臭み抜き、熟成、ずいぶん勉強したんですが。包丁かなぁ。私の適当だし。


「私の故郷では根菜が名産でーす。蓮根は地下茎ですね。さつま芋は根菜でしたよね?」


「薩摩なんですか。意外ですわね」


「属性多いですね」


 それはともかく。明日は私はお休みなんで(スズちゃんが入ります)お野菜をしっかり取る方法を考えているわけです。理由? 安いから。


「私アレ好きですよー、アスカラガス」


「わざと言ってんじゃねえ。アスパラはどうなんだ?」


「アスパラは手間がかかりますけど使いやすい食材ですよ。冷凍のがあれば使いますね。皮むきからしたことありますがもっちりして美味しいです」


「私もご相伴に預かりたいわ」


「また休みを合わせて野菜パーティーしますか」


 野菜パーティーとはなんぞや、とも思うけど。だけど酔って盛り上がった人たちは歯止めが利かず。




 そして、その日が来た。


「ちーっす」


「樽を追加で運び込みますわ」


「大富豪でーす……」


「やめて家が樽で埋まる」


 メンテナンスもしてくれたけど、これが家にあると確実に肝臓やられる。飲みたい量の半分までって我慢してるけど。


「それでー? 今日はなに食わしてくれんの?」


「今日は夏野菜焼肉です」


「焼肉ではなくてですか?」


「ぐ、具材が変でーす!」


 具材は、メインはレタス(安いから)とカボチャ。他には厚切りトマト、茄子、スイートコーン、厚切りにして下茹でしたじゃがいもとニンジン、冷凍アスパラ、まで!


 ……提供は大谷さんです。(うちの執事ですわ)


「す、すげえ、うまそうな予感がする!」


「夏野菜の宝石箱ですねー!」


「健康に良さそうだわ!」


「実は私も楽しみにしています。脂はラードでいいでしょう」


 ここまで健康的なので豚肉でも問題ないよね。メインのレタスではなくトマトから焼きます。これはですね、焼肉のふりをしたすき焼きなのです。タレが焼肉のたれ。


 一応肉要員として豚バラを使います。牛がちょっぴり苦手なんですよね。じゅわーっと、最初だけ肉です。焼肉のたれをかけます。トマトを返します。レタスを入れます。あとはどんどん目をつむって野菜をつかんで放り込み、煮えた順番に菜箸で取り分けて食べます。直箸は禁止です。


「さあ、ここです!」


「いただきまっすっしゃらあ!」


「ナオコ、肉からは趣旨に反しまーす!」


「ごくっ、ごくっ、ごくっ」


「サヨリさんもまずはなにかお腹に入れましょう!」


「アルコールを」


「野菜をです!」


「カボチャなかなか煮えませんねー」


「下茹でしてたらよかったかな。焼くつもりで用意しちゃった」


 この人たちはこうだよね。でもサーバーに住まわれたのでもう逃げられません。たまに光里家からメンテナンスが来る。樽は大丈夫です。


 野菜を取ります。ちなみに菜箸は人数分用意しています。箸が飛び交いますが野菜追加しないと。レタスはすぐに煮えます。追い焼肉のたれが結構必要ですね。


「……ちゅるっ、きゅっ」


「あ、アカネちゃんひとりで白ワインはずるいわ!」


「これは自費ですー」


「大谷、箱で買ってきなさい!」


「ハイ、お嬢様!」


 ラッキー。じゃあ仕方ありませんね。サヨリさんにも分けてあげます。


「ごきゅっごきゅっごきゅっ」


「これそんな勢いで飲むお酒じゃなーい!」


「へっへっ、熱々のトマト、美味そうじゃねえか……。かぶっ、んあつっちいけどうめえ!!」


「焼きトマトはそりゃ美味しいですよ。そうだ、モヤシもあったっけ」


「これ、これだけ野菜の出汁が出てるとラーメン入れたくなるな」


「もちろん用意してます」


「さすが!」


「モヤシも美味しいですよー」


「……」


 あ、アイちゃんお帰り。


 鬼の形相の練習明けアイちゃんに一瞬全員怯みましたが、そのあとは平和にシメのラーメンまでいただき、その日は全員うちで雑魚寝してから帰りました。アンナさん、ニンニク臭いかも。大丈夫なのか先生。






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― 新着の感想 ―
[良い点] 焼肉ならぬ焼野菜ー!!!たまらんねぇー!!! 火を通すとどうしてお野菜って美味しくなるんでしょ。勿論生でも美味しいのですけれど! 今回は夏野菜を楽しむということでしたが、にんじんとかしい…
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