SS 管を巻く キノコノコノコ
恐怖のキノコの話。
虫とか蛇とかキモいお話が多いナオコさんですが、反省したようで今日はキノコのお話をしてくれるそうです。
湊アカネです。こんばんは。
このSSは光里家の協賛でお送りしております。撮影中の機材や食材などはすべて光里家が提供しております。
「今回は毒キノコのお話だな。食べれる毒キノコからうっかり食べてしまう毒キノコ、キレイな毒キノコの話をしよう」
「……食べれない領域に入ってきましたね」
「ていうか私が調べてるのはおおむね毒性物だったりするんだよな。食べる方がオマケで」
「その割には詳しいですがね」
さて、ではどんな毒キノコの話がでるのか、楽しんでいきましょう。
「まずはシイタケだな」
「傘にお肉を詰めて焼いたりすると美味しいですよね」
「毒キノコだ」
「はえ?」
「生で食べるとシイタケは皮膚炎を起こしたりする。ちなみに松茸も生はダメだったりするんだよな」
「……うっかりサラダに使わなくてよかったです」
そういえばアミガサタケも生で食べると危険なんでしたね。ベニテングダケのぬか漬けとか信じられない、と思っていたらそんな身近なキノコも半生、あるいは生だと危険なようです。
私キノコはあんまり食べませんけどね。シメジやえのきは好きなんですけど。
「日本で一番強烈な毒キノコはドクツルタケと呼ばれるキノコだな。一本食べれば死ぬ。だけど味は美味いらしい。誰が食ったんだ? 食べて幸いにも死には至らなかった人がいたらしいんだが」
「毒キノコの多くは食べられるキノコにそっくりですからね」
「その中でも代表格がツキヨタケだな。シイタケにそっくりな上に似たような場所に生えるらしい。中にはシイタケ栽培していたらツキヨタケが混じっていたなんてケースがあるらしい」
「めちゃくちゃ危険ですね! キノコ食べられなくなる!」
「ちなみに夜になると発光するのでツキヨタケと呼ばれるので見分ける方法がなくはないらしい」
「夜に部屋を暗くしてキノコを採取するのを想像するとなんか笑えますね」
「食べられるキノコに似た毒キノコの中には専門家が間違えるものもあるから市販のもの以外は食べない方がいい。極まれにだが市販のキノコが毒キノコだったなんてケースもあるにはあるが」
「キノコが食べられなくなるー!」
「個人的に一番ヤバいと思う毒キノコはドクササコだな。食べても死なないのがヤバい」
「……死なないのなら安心では?」
「自殺したくなるほどの激痛が一ヶ月くらい続くのに?」
「ひえぇ〜」
「しかもたちの悪いことに発症まで一週間近くかかることがあって原因がわからなかったりすることもある。自然のキノコはものがよくわからないなら美味しそうでも食べちゃダメだぞ?」
「キノコ狩りはしないことにします……」
「逆にはっきり毒とわかるのはカエンタケだな。見た目が真っ赤だから一発でわかるんだが触っただけで皮膚がただれるとか言われてるのもカエンタケの由来だな」
「近寄りません……」
多くの毒キノコは食べると肝臓や腎臓、白血球などにダメージが入り体がポロボロになって激痛を伴って死に至るそうです。絶対素人判断はやめましょう。
小説に出てくるような鑑定能力が欲しくなりますね!
「そういうわけでうかつにキノコをとるなという話なんだが、非常に残念な話、毒キノコは美味しいらしい」
「食べられないのに!」
「旨味成分がグルタミン酸の十倍にもなるイボテン酸とかは毒成分でベニテングダケなどに含まれている。塩漬け、ぬか漬けで食べる地方があるのも仕方ないな」
シイタケやアミガサタケも毒キノコと言えば毒キノコなので、実は食べられる毒キノコは多いのかもしれません。キノコの毒は本来は虫を避けるためにあるらしいです。中には虫を引き寄せて殺すキノコもあるとか。虫除けのために生やしておきたいですね。
美味しい自然の幸を食べるために。光里家の提供でお送りしました。正しい知識を身につけよう。
「マッシュルームは生でサラダに使えますね」
「油で炒めるくらいした方がいいかもな」
どちらにしろナマモノは怖いという話ですね。火に通せばいいわけでもありませんけど。
夜になると発光するキノコは何種類かありますが幻想的ですね。中には食べられるものもあるとか。不味いらしいですけど。




