クリ? もちろん市販品だ! 3
さてさて、クリパアンドタコパの日がきました。みんな笑顔で集まってきます。研究の成果は生きるのでしょうか?
「よー、来たぜ!」
「おじゃましますわ」
「こんにちは、楽しみにきましたでー!」
「よろしくお願いします」
「料理できんのかよ……」
ケンシくんも来ましたね。じゃあちょっと食べてったらいいや。
「今日のプログラムはタコ焼き、クリパ、タコパですわ」
「ん? なぜタコ焼きが二回?」
「第六回! アカネファミリーゲーム!」
ああ……。はい。そういうことですね。←嬉しそう
「間違いだらけのタコ焼きパーティー、地獄のタコ焼き選手権ー! ですわ♪」
ノリノリである。
「今回はこの八個入りタコ焼き鉄板を使っておこなう。ランダムに配置されたタコ焼きからクジで選ばれた順に一個ずつ食べてもらう!」
「美味しいタコ焼きに期待しているわ! くれぐれも手加減してね!」←震え声
振りですね、わかりました。
「さあ、おまえの熱いタコ焼き、食わしてけ! スタート!」
ハイハイ。トリニダードスコーピオンからペッパーXまで揃ってるのね。完璧に振りですね。ペッパーXなら色がわからないかな? キャロライナリーパーと食紅も大量に入れておこう。今回はなにをしかけよう。グラニュー糖をたっぷり入れておくか。甘さは辛さを引き立てるからね。
「これでお願いします!」
「殺る気まんまんですね!」
星野さんは実に嬉しそうである。やっぱり光里家スタッフが絡むのね。
「さあ、みんなのタコ焼きが完成したぞ! ソースはアカネに作ってもらいました! 辛くないよな?」
「作りおきのオニオンソースにニンニクや胡椒を混ぜたものでレモン汁とかリンゴすりおろし、グラニュー糖を足しています。美味しいですよ!」
「へえ、美味そう。じゃあいってみるか!」
「順番は抽選の結果こうなりました!」
最初はサヨリさん、それからアンナさん、スズちゃん、コノミちゃん、ナオコさん、私、アイちゃん、ケンシくんの順番ね。ケンシくん美味しいね。
「なにが?」
「美味しいなあ、エエなあ! トリなんて受けるに決まっとるやん」
「は? 受ける?」
どうせまたエグいの作ってるくせに!
「さあ、それじゃいってみるか、まずはサヨリ!」
「いっぱいあると悩むわね……。これで、えい!」
「ソースつけて、青海苔と鰹節はお好みで!」
「いきまーす。あたっ! はな、いたーい……」
「ワサビ玉だ! サヨリ涙目!次はアンナだな!」
「忍びの道ねー! これ! 明らかに赤いのはケンシが食べるねー! ……なまぐさっ!」
「ナマコ玉か? アンナつっぷしたー!」
次はスズちゃんだな。←楽しそう
「この赤いのはNGだから、これ。……ふんふん、うっ、苦い」
「コーヒー玉か?」
「焼きこがした鶏肉にコーヒーをまぶした」
「苦そう! 続いてコノミだ!」
「アンナさんのや、一番おもろいのはアンナさんのや……これや! ぬおん!」
「コノミひっくり返ったー! なにを食った?」
「ニンニクくっさ……にが……からっ!」
「ニンニクコーヒー風味トリニダードスコーピオン漬けねー」
「トリプルとか殺す気だな! 次は私だな! ……すっぱい」
ナオコさんうしろに一回転して突っ伏した!
「梅干しに酸っぱいポン酢をそえてみました。次はアカネちゃんね」
熱を加えてるのに酸っぱいってすごくない?
次は私か。残ってるのはたぶん私のとケンシくんのとナオコさんのだ。赤いのが私だから二択……これかな?
「あまあい。しかも真ん中にハッカ」
「アカネちゃん、ヒザから崩れおちましたー!」
「は、ハッカをはちみつで包んでみた」
「あまーい。聞いただけであまーい。次はアイちゃんね。すでに一択だけど」
「赤くないほうだね。いただきまーす。……ビタミン臭い!」
「アイちゃんが力尽きた?!」
「……健康にいいと思ってビタミン剤ビン入りのやつを」
「聞いただけでビタミンくさーい! そんなケンシくんがラスト!」
「え、これ? いかにもなんですけど……。ん? あまっ……カハアッ」
「はい、上手なリアクションですわ!」
「までこれ、ふづーにやべ、ガフォッ、のどが……、ゲエッ」
「それでは今回のアカネファミリーゲームはここまで! クリパーティーに移りまーす!」
「まっで、いがないで、水ぅ!」
ケンシくん意外とリアクション上手かったね!←天使の微笑




