囲まれてた、ピンチだ!
クロノ神聖国の第三騎士団団長
ローゼス学園教師 特別クラス近衛騎士団クラス担任
馬車の中でヴァネッサは溜息をつく
「見学とはいえいきなり実戦の戦場か」
「何も起こらないといいけど・・・」
私達の社会見学の場はイワシ
クロノ神聖国とリンドブルム国の戦争の最前線だ
私達が正門を出て出発する時、すれ違った
雨が降ってるみたいな影を落とした、綺麗な瞳の女の子
ローゼス学園の制服を来たその子と一瞬だけ目が合った
そういえば・・・原作のサブヒロインちゃんに少し似てる
そんなことを考えながら、クロノ神聖国を後にした
クロノ神聖国を出てから一週間
私達はイワシの国の目の前まで着いた
これからヴァネッサさん率いる第三騎士団によるイワシ奪還の為の作戦が始まるわけだ
だが・・・
事態は予想だにしない事態になった
町に誰一人として、敵の魔族の軍勢が見当たらないのだ
「おい、なんだこいれ・・・町に敵が一人もいないじゃないか」
「罠・・・か」
そうヴァネッサさんが言った後、民家の窓ガラスから
殺気を感じた
これは・・・誰かに見られている
間違いない、敵・・・
魔族だ
「はめられた・・・お前ら今すぐ逃げろ、町から出るまで走り続けろ」
「ここにはもう、一般人はいない」
まだか私たちの初の実践がこんなことになるなんて