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あの日から

作者: 葉陽

ずっと君を求めてた

ずっとあの幸せを感じていたかった

ずっと君を愛していたんだ


傍に君がいないだけで

僕の心はこんなにも揺れるということを

君は知らないんだろう

でなきゃ優しい君は

あんなこと絶対に言えたはずがないんだ


夕暮れの帰り道

その細い手を握ると

どうしようもなく胸が締め付けられて

君がかけがえのない

唯一の人だと知った

僕は愚かにも君もずっと同じ気持ちでいてくれると信じてた


何がいけなかったのか

あなたは変ってしまったと君は言うけど

その泣きそうな顔は

やっぱり優しくて

これ以上傷つけてしまうのが怖かったから

僕は君を引き止めなかった


さよなら


君の笑顔が好きだったよ


もしもまた

出会うことがあったとしたら

そのとき

君が笑顔を取り戻していたら


もう一度

少しだけでもいいから

僕にそっと笑いかけてくれないか

感想頂けると嬉しいです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ふと目に留まって読んでみたのですが、自分の記憶の中にある状況が描かれていることに驚いて、気づけば何度も読み返していました。 [一言] あなたは変わったと言われたとき、確かにすこし変わったか…
[良い点] 思っていても言葉にしなければ通じることは非常に少ない。だけど言葉にすることもまた難しい。 葛藤と後悔が響きますね。 [一言] たまたま目に付いたので拝読させていただました。 普段はあまり読…
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