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今日は概念を直接購入する為に、スフィア王国を訪れることにした。
オルタナ曰く揃わないものはない!それぐらい発達したらしい。
にしても、見渡す限り料理店ばっかだぜ。平和を目指すならまずは食料が豊富でなくてはなとのこと。
スラムなんて存在はこの王国には存在しない。全て自国で賄えるように整えたとのこと。
理想の王国とするべく日々試行錯誤しているらしい。
話がそれちまったな。今日、私はある概念を求めている。その名も『地裂斬』大地を裂き敵に向かって地面が隆起するという大技だ。正直に言おう一目惚れだった。そんなのをぶっぱ出来れば絶対に気持ちいいだろ?何もない場所に足場や身を隠す場所を作ることもできる。
「おや、お客様かい?」
概念を売っている店を見つけて店主に話しかけられる。
「おう、ある概念を探している。」
「ユニーク以外は大体揃っているよ、探してみなさい」
私は、斧系統の概念を扱っている棚を探すことにした。その中にそれはあった。
「よかったぜ、にしても高いな」
私は貯金をあまりするタイプではない。ギリギリ届く値段であった。
「ご購入ありがとうございます。さっそく試すかい?」
「おっ試せるのか!ぜひお願いしたい」
店主に連れられて、店の裏側に回る。そこには訓練用の木人人形が並べられていた。
「人形は自動で補充され、地形も変更できるから、自由に試しな」
「ありがとな!ばあさん!」
さっそく概念を使用してみる。斧を地面に振りかぶり『地裂斬!』
突き刺した個所を中心に木人に向かって地面が隆起する。木人に地面が突き刺さり打ち上げられる。
「これだよ!これっ!気持ちいいな!」
私はその日一日概念を試し打ちするのであった。
私は攻撃面でお役に立てないことを悩んでいたです。
ステータス画面を眺めながら、なにか便利な概念がないかを探すことにしました。
そして、一つの概念の可能性を見つけます。
『集大成弾』自分の考案または経験した集大成の1/10を魔弾として放つという銃系統のユニークスキルです。
初期の威力自体は弱く、その代わり汎用性に富んだもの。例えば今の私なら『回復弾』を放つことが出来るはずです。魔法をくらえばその魔法の弾を放つこともできます。どうせ運動音痴の私は被弾をする事になります。痛いのは嫌なんですけどね。
強化していけば強力な武器になると踏んで私は迷わず購入します。
まずは、回復系統を強化するため、毒状態で教会に駆け込んで『リペア』をかけて貰う事にします。
毒を煽っては『回復弾』を自分に放つというのがこの日から日課になりました。
次は冒険者ギルドに向かい、初級冒険者に魔法を放ってもらいます。すべての属性を揃えるのに一週間かかりました。この『魔法弾』も自分に放ち続けます。
徐々に私の弾の威力は上がっていきます!この作業がとても楽しいです。
使い慣れたスキルというものは熟練度が上昇している。そのため、私は『双龍斬』のスキルを求めていた。『氷華』はユニークスキルで今の私には手を出すことが出来ない。
『エレメンタルバースト』はBOSS戦でのとっておき、普段使いする分には『双龍斬』と私は使い分けることにしたいと考えている。
英雄が使用していた概念の為、どの店をみても品薄状態だった。
「やっと見つけた!」
スフィア王国の裏路地に当たる店で、お目当てのものを見つける。
「試していくかい?」
「うん!よろしくお願いします!」
『双龍斬』とは二刀流専用の概念だ。龍すらも一瞬で屠ると呼ばれる連撃を放つことが出来る。
複数の木人が迫る。『双龍斬』を放ち、一刀の元切り伏せてしまう。木人では硬さが足りなかった。
その場でから打ちをする。すると赤い閃光とともに、縦横無尽に剣線が走る。
「やっぱりカッコいい!」
その日一日熟練度上げを行うこととなった。
「みなさんが羨ましいですわね」
「んっ私たちの概念は完成している」
「そうですね」
攻守ともに優れた『双翼撃』
空中戦を可能とする『黒翼』
二人は概念を付け替える気が無かった。その為、お留守番である。
ランク5になれば概念を二つまでつけれるようになるという。その日が楽しみでサイトを除きながら、三人はお茶をして過ごすのであった。




