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私は楽しみにとっておいた『ディアの日記帳2』を使用する事にした。

黒い靄に包まれ私の意識は沈んでいくのであった。


今日はセカンドダンジョンに訪れることになっています。

私は昆虫というものを資料でしか見たことがありません。それを間近でみれると思うとワクワクしていました。

「あんなもので、ワクワクするのはディア位ですわ」

「普通は、気持ち悪いと思うなの」

「えぇーカッコいいとおもうけどな」

「僕もそう思う!」

「俺はノーコメントで」

「趣味は人それぞれですもの。文句は言いませんわ」

「私は出来れば避けたいなの」

「我は新しい魔素の味が楽しみである」


まず出くわしたのは蜘蛛型の魔物。

「蜘蛛だ!」

クラウンの元になった蜘蛛型の魔物をみて私のテンションは上がる。

「はしゃいでるんじゃありませんの!糸が来ますわよ」

糸が伸びそれをミシャが大盾で防ぐ。

「分かってると思うけど糸はやっかいなの…拘束されないように気を付けるなの」

盾に付着した糸を切り裂き私は蜘蛛型の魔物へとかけていく。

一刀両断。蜘蛛型の魔物はその場に倒れた。


「私の使用している糸には劣りますが、なかなかの値が付きますのよ。」

「すべて回収するなの」

「うん!分かった。」

「両断したのは失敗だったね。」

「あぁ中心に蜘蛛の糸は蓄えられているからな。次からは足を切断して解体するといい」

「これも経験であるな」


次に出くわしたのは、蜂型とクワガタ型の混成だった。

蜂型の魔物が毒液を飛ばしてくる。それを回避しながら、大剣で切り裂いていく。

空中を飛び回っている敵はアリシアとアティの糸で引きずりおろされ圧殺される。

硬い外殻に覆われているはずのそれをディアは意図も簡単に切り裂いていった。


私は性能の差を思い知らされる。このダンジョンにもディア様たちの敵は存在しなかった。


私はディア様のスフィア・ガーデンを再び訪れることにする。

そこには見知った顔が勢ぞろいしていた。

「赤ん坊のころ以来だよ!会いたかった!」

そういってアイシャ様が私を抱きしめる。

「あぁ久しぶりだな」

そういってロディ様が私の頭を撫でた。

「ディアがこの間会ったっていってたからずるい!と思ってたんだよ」

「だな、俺も今日を楽しみにしていた」

「さて、あまりしつこくすると嫌われますわよ」

「親バカも対外になの」

視線をそらすとそこにはミリシアとお母さんとお父さんもいた。

「私の事はお気になさらずに」

「ゆっくり相手してやるといい」

「えぇ久しぶりの親族勢ぞろいなのですから」

そういいながらお茶を飲んでいる。

「お父さん!お母さん!なんでいるの!?」

「なに全員がそろうのだ。母がいても問題なかろう」

「えぇ是非参加しなくてはと」

「お母さんたちは知ってたんだよね…ディア様たちの事」

「あぁそうなるな」

「えぇ知っていましたよ」

「なんで言ってくれなかったの」

「ふはは、我が秘密にしておいて欲しいと願ったからだ!もう一つ秘密を教えるが、ミリシアは我の娘だ」

「まったく…不本意ながら私の母はアリシア、父はこれですわ」

「えぇぇぇーーー」

「我はその反応がみたかった!」

「まったく悪趣味ですわ」

「あははっ今日は賑やかだね!私は嬉しい!」

「ディア、オルタナに毒されてますわ」

「うん、性格が似てきているなの」

「えぇーそれはちょっと複雑かも…」

「なに我は自分に素直なだけだ。人に嘘はつくがな」

「そうだよ!ずっとディア様の生まれ変わりだって言ってたのオルタナだよね!」

「ふはは、騙される方が悪いのだ」

「ほんとはもっと早く会いたかったんだけど…迷宮を安定させる仕事があったから」

「私たちもそのお手伝いで翻弄されてましたものね」

「忙しかったなの」

「だねーしかも誰かが黒色化させるとか言い出したせいで!」

「まったくですわ、上層の魔物の整備大変だったんですわよ」

「文句を言いたいなの」

「みんなオルタナに振り回されてるんですね」

「あーもう身内と思われたくありませんわ」

「なにおかげで楽しい毎日ではないか!」

「退屈だけはしませんわね」

「そーだね。でもほどほどにしてよ!オルタナ」

「尻ぬぐいはこちらの仕事なの」

「さぁそれは置いておいてランク2昇格の祝いだ。色々と取り寄せてある。存分に楽しむがよい」


こうして私達親族によるパーティが開催されたのであった。

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