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「僕はこちらのお手伝いにまわりますね」

正直、BOSS戦以外で僕が役に立てることは少ない、違った形で貢献する事にした。

「よろしく頼む!我はまずこの世界には甘未が足りないと思う!というわけで我がレシピを買い占めておいた」

僕たちは買い占めたレシピを元に甘未の制作に入る。一通り制作が終わると

「視察に参りましたわ。営業許可を出した以上下手なものを売られても困りますもの」

スフィアが店に訪れていた。

「ちょうど試作品が出来たところだ。試してみるがよい」

「リディアさん、見ないうちに黒くなりましたわね…」

「我はオルタナ、リディアの…そうだな兄のようなもの」

「そうでしたの。これは失礼しましたわ。それでわさっそく…」

スフィアのお供がまず試作品を口にする。

「スフィア様!これは!!」

続いてスフィアが口にする。

「んっ…なんですの!なんですの!!これは」

とても喜んでいただいたみたいだ。良い反応が返ってくる。

「失礼。取り乱しましたわ。」

そう言いながら試作品を次々と口にする。

「どうだ我特製のレシピだ売って欲しいか?」

「売っていただけるんですの!?すべて買わせていただきますわ!」

勢いよくスフィアがそういう。

「そうだな。正し、一つ条件がある」

「条件ですの?」

「我はリディアの師匠といえる存在。騎士団も育てたいと考えておる。」

「なるほど…リディアさんの…」

スフィアは思考する。私をいとも簡単にねじ伏せた相手…その師匠ともなれば…

「分かりましたわ!願ってもありません!」

こうしてオルタナ様は騎士団の指南役という立場を手に入れました。

これをきっかけに騎士団は『サーガ』と名を変え、鬼神のごとき働きをする事になるのだが、それはまた別のお話。


私はメイ。英雄譚が好き…です。実をいうと私は所謂、異世界召喚者にあたります。

いつものように、図書館に通っていました。そこには鍵付きの本が存在していました。

私はそれを見つけた瞬間。

「これだ!!」と思わず叫んでしまいました。

そっそく借りることにします。こんな本あったかしらと司書のかたはいぶかしんでいました。

胸の鼓動が高鳴ります。つまりはそういう事ですよね。

私は家に帰ってその本を開きました。するとそこには真っ白なページが続いていて、ぱらぱらとめくると光り輝き、私はインスフィールの世界へといざなわれました。

私が授かったのは『ヒール』。私は運動音痴だったので、これで私でも役に立つことが出来ると喜びました。

ギルドへと向かいます。そこでは元来の人見知りを発揮してしまいました。

そこで出会ったのはなんとこの街の中核を担う人物達。

私なんかが本来関わる事のない相手に思わず萎縮してしまいます。

それでもそのお方たちは私をパーティに誘ってくれました。

まじかで見る英雄譚。それをいつか本にしたいなぁと思っています。才能はないんですけどね…


私の名前はゼム。

戦闘と鍛錬が何よりも好きだ。鍛えることで、それを実感できる世界。そこで努力をしないなんて嘘だろ?概念は『開錠』出来れば戦闘向きの概念が欲しかったんだが、こればっかりは文句を言っても…な。

まぁランク3に上がれば付け替えれるようになるらしいし、何も問題ないな。

リディアとミリシアの成長が羨ましい。一日みないだけで強くなって帰ってきやがる。負けてられねーよな。そういうわけで今日も鍛錬に励むことにした。


んっ私の番?なんとなくそんな気がする…

自己語りは得意ではないのだけれど…私は空が好き…

風を浴び、切り裂く瞬間。流れていく景色そのどれもが愛おしい。

この世界では10歳になると教会で概念を授かることになる。その時から、この世界に感謝している。

沢山の景色を空から眺めたい。私が冒険者をする理由。


最近思いますの、管理者になってもいいかなーって、オルタナに自由にされるくらいならいっそ私がってね。それに責任はすべてリディアに取らせればいいのですもの。私の考えはオルタナに近い。

英雄よりも私は魔王に憧れていますの。英雄ともなれば雁字搦め、清廉潔白でなければいけませんわ。そんなものに誰がなりたいというんですの。私の本質は自由。世界を自由にしたいというわけではなく。自由を奪われたくない。誰かの思惑通りになんてなってあげるもんですか!私は止められなくってよ。

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