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28話

オレの名前は五十嵐友祈(イガラシトモキ)



ヤクザに追われてガケから落ちたオレをソウとマロンが助けてくれた


ソウはカミサマでマロンはアクマだ


ソウの家は神社だ。ソウは神社の仕事の他に居酒屋を二店舗経営している。いわば社長だ。そして、マロンはソウの秘書だ


そして、オレは、ソウに神社と居酒屋の経営を継いでほしいと言われている


その為にオレは大学に通うことになった


そして、大学の入学式でわかったことがある


ソウとマロンはオレが思っている以上にこの世界ではスーパーエリートだということだ


そして、ソウとマロンは死後の世界と行き来できるらしい



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


「じゃあ、オレも大学を首席で卒業して、ここの宮司になれば死後の世界と行き来できるってこと?ばあちゃんに会えるってこと?」


「そうなるね」


そうなるねって、アサリとソウは言うけれど、オレが首席で卒業するなんて無理な話だ


「トモキ、自分が首席で卒業するなんて、無理だと思ってる?」


相変わらず、ソウはオレの考えていることがわかるらしい


「思ってるよ、無理だよ、首席なんて」


「トミさんに会いたくないの?」


「会えるものなら、会いたいさ、だけど……」


「トモキならできるさ、なんせ、トミさんの孫なんだから」


「……」


「ボク、ずっと、トモキにこの神社を継いで欲しいって言ってたでしょ。それは、ボクの願いでもあったけど、トミさんの願いでもあるんだ」


「えっ?ばあちゃんの?」


「うん、だって、この神社は元々、トミさんの神社だからね」


「どういうこと?ばあちゃんがこの神社の宮司だったってこと?」


「それもそうだけど、前に話したでしょ。この世界を一つにした巳之助(ミノスケ)さんと巳之松(ミノマツ)さんのこと、覚えてる?」


「確か、西澤さんの神社に祀られているのが、巳之助(ミノスケ)さんで、この神社に祀られているのが、巳之松(ミノマツ)さん」


「その、巳之松(ミノマツ)さんの子孫なんだよ、トミさんは」


えっ?どういうこと?


「だから、トミさんの孫であるトモキは巳之松(ミノマツ)さんの子孫で、この神社の正当な後継者なんだ」


オレが巳之松(ミノマツ)さんの子孫?


正当な後継者?


ソウは何を言っているんだ?





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