☆主要人物紹介2☆
丁度、Chapter7も終了したので、物語に登場する主なキャラクターをこの場を借りて紹介させていただきます。
そのうち挿絵も付ける予定ですが、いつになるかは不明です。
ジェイムス・K・アグリッパ
26歳。男性。異常管理局職員。
種族:異人
分類:人型S属 魔法使い
異能力:魔法
脅威度:-
「なるほど……これは確かにBクラスだ。十分な脅威だな」
愛称はキッド君。金髪に碧眼、整った顔立ちの青年で異常管理局の職員。スコットの監視役。
若齢だがその実力は非常に高い。かなりの人格者で仕事もでき、街のトラブルの対処も迅速に行うエリート。スコットがリンボ・シティで初めて出会った魔法使いであり、彼の担当監視役になって以降何かと関わっていく事になる。どうにも上司からの扱いや女運が悪く、優秀な故に毎回貧乏くじを引く羽目になる不幸の星の下に産まれた男。クソヴィッチことドロシーは一族の因縁の相手(?)であり、彼女には関わるなという家訓すら存在するほど。本人も彼女をヴィッチだの畜生眼鏡だのと散々に罵倒しているが、内心ではそこまで嫌っていなかったりする。ミドルネームのKはキッドのKではない。好物はママンのミートスパゲティ。
アレックス・ホークアイ
46歳。男性。警察官。苦労人。
種族:人間
分類:-
異能力:-
脅威度:-
「あははじゃねーよ! そのムカつく顔をやめろ! もう一発引っ叩くぞ!!」
リンボ・シティの治安を守る鉄人警部。屈強な肉体と強面の顔が特徴だが、眼が意外と可愛いと専らの評判。やや口が悪いが、街や市民を思う気持ちは人一倍強く一般人でありながらも彼らを守るために日々戦い続けている。ドロシーとは小さい頃からの知り合いであり、彼女に対して憧れにも近い感情を抱くも、その度を越した傍迷惑さと人をなめくさった態度から基本的にドロシーへの対応は冷たい。可愛い娘さんと美人な奥さんがいる、ドロシーと知り合い、毎日のようにトラブルに巻き込まれる……と古き良き死亡フラグの塊のような人だが何だかんだで無事に生還する不死身の男。好物はハンバーグ。
リューク・グレイマン
22歳。男性。警察官。本作二番目の被害者。
種族:人間
分類:-
異能力:-
脅威度:-
「警部! 落ち着いて、落ち着いてください!!」
リンボシティに転勤してきた若き警官。正真正銘の人間だが特徴的な灰色の髪と瞳を持つ。中々のグッドルッキングなようで、職場の女性陣にはモテているらしい。能力は高いが、転勤先があんまりな場所だったので地獄を見る羽目に。それでも何だかんだでこの街に順応している事から警部からは将来を期待されている。とある一件から眼鏡をかけた人物に苦手意識を持つようになった。毎度のようにトラブルに巻き込まれるが、しぶとく生き残る不死身の男その2。好物はポトフ。
タクロウ・クロスシング
32歳。男性。喫茶店経営者。本作一番の勝ち組。
種族:人間→異人
分類:人型C属亜種 機人
異能力:詳細不明。
脅威度:Aクラス
「何しに来やがりましたんですかね、ドロシー・クソ・バーキンスお嬢様」
愛称はたっくん。13番街区の路地にある喫茶店「ビッグバード」を妻と二人で経営する男性。
外の世界に住んでいた普通の人間だったが、リンボ・シティに訪れたせいでサイボーグに改造されてしまった。人間だった頃の面影は無く、本人も殆ど素顔を覚えていない。屈強なサイボーグボディに鬼とも骸骨ともつかない凶悪な顔、そして感情に合わせて光る瞳が特徴。だが顔に似合わず困っている相手を見捨てられない優しい人物。基本的にお人好しだがドロシーを異常に嫌っており、顔を見るたびに野獣の如き雄叫びを上げて襲いかかる。店の看板娘でもある美人の嫁さんとは見る人が見れば血反吐を吐き散らす程のおしどり夫婦としても有名。実はドロシーが明確に自分より上と認めている数少ない人物で、単純なステゴロなら間違いなく作中最強。でも嫁さんには頭が上がらない。好物は嫁さんとカレー。
アトリ・クロスシング
真のヒロイン。17歳。女性。喫茶店の看板娘。人妻。巨乳。
種族:人間
分類:-
異能力:-
脅威度:Dクラス
「た、タクロウさん! 駄目! 落ち着いて!!」
愛称はアトリさん。喫茶店「ビッグバード」の看板娘でタクロウの嫁。
淡い紫の髪と宝石のような瞳、そして抜群のプロポーションと豊満なバストが魅力の超絶美少女。未成年なのに人妻。心優しく、献身的な性格で子供好き。何より夫の事を誰よりも理解し、愛している良妻。ドロシーと大の仲良しでよくショッピングに出かける間柄。ビッグバードに訪れる客の大半は料理ではなく彼女目当てであり、13番街区の男達のハートを独り占めする魔性の17歳人妻。でも彼女に手を出すと死ぬ。その美しすぎる容姿が祟って過去に2回(本編で増えて3回)も誘拐されており、流れ着いたとある風俗店で働いていた。タクロウとはその頃に出会い、双方とも一目惚れの大恋愛の末に結婚した。未成年なのに。異能を持たず戦闘力は皆無だが作中最強の一人。何が最強なのかは秘密。好物はゴリラとパンケーキ。
リョウコ・セブンスター
隠れヒロイン。20歳。女性。情報屋。貧乳。
種族:人間
分類:-
異能力:-
脅威度:Aクラス
「リョーコちゃんてゆーな。せめてリョウコさんて呼びな」
愛称はリョーコちゃん。常に気怠げな薄い紫色のぱっつん姫カットに鋭い目つきが特徴の美女。
冷め切った印象が強く口が悪いが、根は子供好きの優しいお姉さん。あらゆる情報に精通しており、ドロシーを始め、彼女を懇意にしている顧客は数知れない。シュッとした美脚にスレンダーな体付きが魅力だが胸だけが小さい。ウォルターズ・ストレンジハウスの社員ではないがかなり友好な関係にある。管理局のセキュリティを余裕で突破する異常なハッキング能力と情報収集力を持ち、異能力者でもない普通の人間なのに脅威度Aクラスに指定されているヤバい人。実は【閲覧制限】の生き別れの姉。某風俗店のママにある弱みを握られており、週に2日ほど「バニーハウス アルテリア」なるお店でバニーガールとして働かされている。食に関してはストイックで主食は栄養バーという有様だが、唯一ビッグバードで出される料理だけは別で看板メニューの「特製オムレツ」が大好物。