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A.I. WON(t) you.   作者: schecter
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Twitter→ @schecter_shose2


小説書きさんとつながりたいです!

よくFFさんの作品を読ませていただいてます。

ぜひフォローください(`・ω・´)

ある朝。いつも通り8時ぴったりに出勤したが、昨日自分で消したはずの電気が付いていて、困惑する。


「おっかしいなぁ…。昨日私切ったよね…?」


そしてガラス越しにいる一人の男を見つめる。


「あ、起きてた。えと、マイクのスイッチは……」


まだ慣れない作業と、残る困惑、不安に、手元と頭の回転が鈍くなる。


「えっ!入ってる!!!なんで?!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


聞きたかった声。

聞くとなぜか落ち着く声が聞こえだした。


独り言が多いんだなーと、頭の中でイメージしてた人物像とのギャップに、少し驚いた。


急な大声。驚きの声だったのだろうが、こちら側ではスピーカーからキーーンと脳が狂うような嫌な爆音が響き渡り、なんて言ってるのかさえもわからずに耳を塞いだ。


「あっ……ごめんなさい。おはようございます。えっと、見苦しいところをお見せしてごめんなさい。あの…先ほどのことは忘れていただければ…」


明らかに動揺している。仕事中とプライベートで、裏表があるタイプなのだろう。

みんな実際そうなんだろうな。特にこういうところで働く人たちは……

そんなことを考えながら。


「いえ、大丈夫です」


ダブルミーニング。謝罪に対しての返事でもあり、忘れてくれという要望に対しての否定の意味も込めている(つもりである)。

こんなの忘れるわけにはいかないだろう。

返答を受けとる側は前者しかとらえないだろうが。


「ほんとにごめんなさい……あぁ…」


なにやら落胆している様子。そんなに見せたくなかったのか?

なぜか少し申し訳ないと思ってしまった。

俺なにも悪くないのに……悪くないよね?


「ていうかさっき、メガネの男が来t......」


「え!??まって??!!!」


いわずもがな(キーーーーン)。爆音に耳を塞ぐ。


「なんで喋れるの!??」


あ、やってしまった。自分が喋れなかったということを忘れてしまっていた。


焦りからか、急に変に意識し始め…


(うーん、この状況、なんとかして男の余裕を見せたいところだが…… 最適解は…)


「それを今から伝えようとしてたんですよ」


導き出した返答がこれ。

うん満足。

それよりも話をどう続けようか。メガネの男のことをどれほどまで明かして良いのだろうか。


「さっき…15分前くらいですかね。細いなりをしたメガネの男が来て。水を飲むよう指示してくれたので、いわれるがままにしたら声が出るようになりました」


「………… ……ぁぃっ……」


なにやらボソッと呟いていたような気がするが、上手く聞き取れなかったのでスルーした。


「で、その男は他に何か言ってた?」


「…いえ、特に。なんかスタコラサッサ〜と出て行っちゃいました」


「…そうですか。ありがとう」


あぶねぇ。返答に間を空けてしまった。間が長引くと隠し事を疑われてしまう。あいにくなんとか凌げたが。


「声が出ないということについてまず究明しようと我々の間で話がまとまって昨日は解散したんです。それがこうも急に解決されるとは。何をターゲットに解明するかまた検討しないといけなくなりましたね…」


なんかすんません…


「その男がまた現れたら私に報告してくださいね」


「はい」


話題が1つ増えた!!(テレレレッテレー♪(ドミソドッソドー♪)(脳内再生))

自身の状態をより知るためにも、またあの男が現れて欲しいと願いながら、快く返事をした。


「では、今日は細胞の検査をしたいと思いますので。協力していただけますよね?」


「わかりました。何時頃ですか?」


「13時半くらいになると思います。それまでは自由に過ごしててください」


(オトコ) Χ、ここで勇気を振り絞って

会心の一手を放つ!!


「…じゃあ、このまま話しませんか…?」


「あ、すみません。もうすぐ他の人たちも来るので… このような会話は8時からの15分間しか取れません」


……あっさり断られた。ちくしょう。

でもこれで1日1回の楽しみを得ることができた。

でもこの漢、抜かりはない。多少ウザがられてもいい。


「じゃあ他、話し合える時間はありますか?」


「そうですね… 昼の休みは無理だから…… 夜ですかね。私、帰るのが皆より遅いので。夜9時くらいなら」


ーーーーーーーーーーーーーーー


(そうだよね。狭くて誰もいない密室で一人きり。話し相手くらい欲しいはず。もっと協力してあげなきゃ…… そして早く記憶を戻してもらわなきゃ…!)


「わかりました!ありがとうございます」


(…もっと親しく話してくれたっていいのに……)


「… 大丈夫ですか?……あの!!」


「うゎっ! あ、すみません。少し考え事を…」


「夜がキツイなら。全然大丈夫なんで…」


やさしくしてくれるのは変わらない……

いつも通りで接したら思い出してくれたりするのかな…


「いや、全然。また話しましょう。ではそろそろ。あ、おはようございm」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


急にマイクが切られた。時間を見ると8時16分。

誰かが来たんだろう。そして昼までの時間をどうやって潰そうかと思いながら、AIをいじくってみたりする。

全話投稿から1ヶ月以上…

サボってました!!!すんません!!!

多趣味で飽き性なので。。。

継続力を付けねば…

とりあえず毎週投稿とかしてみようかな…


読んでくれる方1人1人にほんとに感謝します。読んでくださって本当にありがとうございます。

拙い文章ですが、ぜひ今後とも宜しくお願い致します。

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