プロローグ
基本はギャグ、恋愛のたまーにバトルなラノベで進めていきます。絶対多分きっともしかしたら!
「先生!心拍数が低下しています!」
「くそっ!ダメか…!」
明るい光を感じていた、後ろには吸い込まれそうな闇、闇、闇。
どんどんと闇に覆われていく感覚、最後に聞く言葉はこんなにも愛おしく、切ないのか。
そう思いながら同時に俺は「死」と言うものを感じていた。
「いぇーい!元気ー?」
光を見た、と言ってもさっきとは違う、やかましい光だ。
「ここは?」
「んーとね、天国?審判の場所?うんそんな感じー」
「やけに適当だな!ん?てことはお前は神?」
「お、ごめーとー、そうだね僕が神だよ?」
こんな奴が神とは、世も末だな
「こんな奴が神とは、世も末だな」
確かに白髪ロングの緑眼で魅力は充分だかいかんせんやかましい、小一時間一緒にいたらはっ倒しそうだ。
「は?失礼だな君は、いい話聞かせてあげないよ?」
「神のいい話とか碌なことなさそうなんでいいです。」
「へー、アイス=ウィザード君はそれでいいんだ、てかこれ名前じゃないよねw」
「厨房の頃の恥ずかしいことを引っ張るな愚神!」
「いいねぇwその反応、それでいい話なんだけどさ、君は行いはともかく死に方も病気で可哀想だし私としては転生させてあげたいんだけど、どう?」
全力で首を縦に振った、男なら誰もが憧れる展開だろう。
「うん!いい反応だねぇwじゃあおまけ!氷を使える能力もつけちゃう!」
「まじすか!流石神様!」
「うへへーwこれ以上褒めてもなにも出ないぞー?じゃあ早速送るよ?」
「おなしゃす‼︎」
周りには昔見たことのあるような魔法陣が出てきて俺を光で包んだ。
これがこれから始まる俺の…
俺のツイてない冒険の始まりだった。