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ブクマ200件 お礼(?)小話

マオカの話です。詳しく書いていない部分は追々本編に出てくるかと……。いや、確定では御座いませんが。

※本編では御座ませんので、読み飛ばしても…多分大丈夫です。誤字脱字は…何時も通りで。

私の名前…で御座いますか?さあ?なんだったでしょうか?幼い頃に無くしましたので、便宜上マオカ…と、お呼び下さい。


私は両親が早くに亡くなりまして、家が無い子供…浮浪児というもので御座いました。現エプスタイン侯爵のダグラス様に偶然拾って頂、メイドの仕事の他、様々な技や特殊な技術などを一通り学ばせて頂、自分自身を高めて参りました。

いずれダグラス様に、ご恩返し出来れば良いと思って居りました。


まず最初に申し使った仕事は、ダグラス様のご子息アルビオレ様の護衛で御座いました。

護衛と申しましても、私は表では無く裏での護衛で御座いました。


アルビオレ様が眠られた後、天井裏からヒッソリとお守りする護衛任務で御座います。

暗殺者や、誘拐犯などが多数いらっしゃいましたが、不肖このマオカが侯爵家に仇なす敵を、千切っては投げ千切っては投げ………不眠不休で護衛に勤しみました。


アルビオレ様が警備の万全な貴族の寄宿学校に入学されるまでの八年間、影ながらお守り致して居りました。


アルビオレ様の護衛が、お役御免になった私の今度の仕事はダグラス侯爵様の政敵の情報を収集したり、時には相手の隠れ家に潜入したりと忙しく過ごさせて頂ました。その間命の危険は常に付きまとって居りましたが、生きている実感でしょうか?そういった物を感じる事が出来て、これはこれで楽しく過ごせました。


アルビオレ様が寄宿学校を、同時期にご卒業遊ばされた王子の近衛隊に入隊致されたのには驚かされました。

あのボンヤリしたアルビオレ様が、遊び人の王子の近衛……ですか?悪い予感しか致しませんでしたが、まさか的中するとは夢にも思って居りませんでした。


次期も悪う御座いました。ダグラス様が病気をなさり、王都より空気が澄んでいるご領地で病気療養を為さる事になったので御座います。

その隙に…と、申しますと語弊があるやも知れませんが、アルビオレ様がダグラス様の居ぬ間に、邸に踊り子の娘を迎え入れてしまったのです。


私もダグラス様と共にご領地に居り、侯爵様のご病気が心配で御座いましたので、最初はアルビオレ様の事に気付かなかったのですが、日を追う毎に王都に勤めて居たメイドや使用人が、領地にやって参りまして、王都の邸の実状を泣く泣く訴えて来るので御座います。


只でさえ病気をなされてお辛いのに、王都のアルビオレ様の行状を聞かされる度に、メイドや使用人に謝り、賃金を沢山渡して差し上げるお優しいダグラス様を見て居ると、凄く苦しくなります。


一度私の勝手な私情で、全ての元凶の踊り子娘を暗殺してやろうと考えましたが、それではアルビオレ様が成長しないので、暗殺は愚策だとラハグローさんに注意されました。ですが何故私が踊り子娘を、暗殺しようと思って居る事が分かったのでしょうか?


実はとても気になって居りましたが、ラハグローさんは一体どの様な方なのでしょうか?私が幼い頃より、エプスタイン侯爵家に仕えて居り、私が何度周囲を探っても情報が得られなかった方なのです。


私の勝手な推測ですが、ラハグローさんが本気になれば踊り子娘など、直ぐに邸より追い出す事が可能なのでは無いでしょうか?

何を考えていらっしゃるのか……謎多き方で御座います。





そしてラハグローさんの肝いりで、今度アルビオレ様にご正室になる方が嫁いで来られるそうです。

ラハグローさんの事ですので、心配など要らぬとは思いますが、一体どの様な方がいらっしゃるのでしょうか?


まず身分の高いご令嬢は無理で御座いましょう……踊り子娘がまだアルビオレ様の側に侍って居りますので、プライドが高い方では最初から破談になって仕舞われると思います。

では、何か脛にキズがある男爵家か、子爵家のご令嬢では無いかと推測致します。


身分が余りにも低すぎると、色々な面でご苦労される事となるでしょう。大変ですね……ラハグローさんに目を付けられるとは……。


私は他人事だったのです……ラハグローさんから、手紙を装った召集令状が届く迄は……。



《マオカへ……君が今度お迎えするアルビオレ坊っちゃんの花嫁付きのメイドに任命して貰ったから、早急に王都の邸に戻って来る様に!!さあ急げ》


という内容の令状が私の元に届けられたので御座います。私は急いで王都の邸に戻りました。

花嫁は後一月で嫁入りされる様で、余りにも異例の速さであった為、目が回るような忙しさで御座いました。

多分、踊り子娘に気付かせない、もしも気付かれても中止に出来なくさせる為だったと思われます。




そして現在に至るので御座います。アルビオレ様の奥様になられたお方は、子爵令嬢のツェツィーリア様と仰る少し変わった令嬢でした。

ただし、流石ラハグローさんがねじ込んできたお方です……アルビオレ様と僅か一日で打ち解けていらっしゃり、初夜まで共にされるとは……。

ラハグローさん恐るべし……で御座います。


仲睦まじい様子であったのに、その数時間後には奥様が実家に出戻ってしまい、私は肝が冷えました。

普段全く慌てないこの私が、物凄く慌ててしまい、遂にはラハグローさんに報告してしまう始末で御座いました。一生の不覚で御座います。


戻っていらっしゃったら……どうして差し上げましょうか?とても楽しみで御座います。

奥様に早く再会したいと、心の底から願って居りますので、どうか必ず連れ帰って下さいませね………アルビオレ様?







マオカ……一体何歳やねんっ!と、皆様お思いでしょう?ふっ……女性の年齢を聞くのは御法度ですぜっ!!女は秘密があるから輝くのです。ギッラギラのテッカテカです。後、ムッキムキでもあります。

はい、多分マオカだけだと思われます。

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