転倒虫
5月4日、深夜徘徊していたらつまずいて転んだ。
転んだと言うと軽い感じだが、コンクリート上で、前にズサーっと倒れる感じの結構危ないいつもの転び方だ。
手、肘、膝を擦りむいた。血が出た。
問題は1センチくらいのコンクリートの盛り上がった部分につまづいて転んだことだ。
今までも何度も通った道だがつまずいたことなど無かった。
数年前までは。
去年から何度か足が引っかかるようになって微妙な危機感を覚えていたのだが、案の定転んだ。
老化だなあ、と思う。
足が上がらなくなった。
しかもこんな少しの段差でコケるって相当ヤバいだろ。
1メートルは一命取るという安全標語があるが、俺の場合1センチで命に関わる。
冗談抜きで。
歩行時の一歩一歩などいちいち気にしていられない。
どうしたら良いのかよく分からん。
去年辺りからしょっちゅう転ぶようになった。
死ぬかはまだしも骨折の一本はしても何もおかしくない。
むしろ今まで軽傷で済んできたのが凄い。
でもいずれは取り返しのつかないことになるんだろうな。
転んで体勢が崩れた瞬間のあの「あっ」という感じは本当にたまらない。




