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靴下に屈した
1月1日とか2日を少し過ぎて、年末年始の浮かれた雰囲気が徐々に失せてくるこの感じが好きだ。
何とも言えない情緒があると思う。
いつまでも正月気分では居られない。
またつまらない日常に没していくしかない。
そんな事を何度も何度も何度も何度も繰り返して……。
祭りの後とか、行事の後の学校の帰り道とか、そういう時に漂う寂しい空気を感じるのが好きだった。
楽しい時間もいつかは終わる。
どうして終わってしまうんだろうな。
ずっと続けばいいのに。
そんな事を考えながらいつも一人ぼっちだった。




