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  作者: 檻原笑美
初め
1/19

始まり

奇妙な男と出会う貴方。

彼のテレビで見るお話を、貴方はどう思うのだろう?

歪んでしまった虚しい人々のお話。

貴方の前に男が立っている。

男の容姿は、左に白髪と

右に黒髪が分かれる奇妙な髪型をしており、

瞳はぐるぐると線を描いた金色の目。

そして男の後ろにはテレビが本のように、

たくさん並べられており映像が映し出されている。

貴方は戸惑う事だろう。

それを見た男が口を開く

[ようこそ。観測室へ]

ここを観測室と呼んだ男は続けて話す

[ここへ来るのは初めてかな?]

これは貴方が分かることだ。

[それとももう来た事があるのだろうか?]

[では改めて観測室ルールを教えよう]

男は人差し指立てて優しく笑う

だが

実際は気味の悪い顔に見える事だろう。

[私の観測室から出ない]

私のということは彼の場所ということだろうか?

[君が来たことは他の者達知り得ないのだよ。

君を追い出す者も、いるだろう。]

男は一呼吸置き

[用心する事だ。]

男が改めてこちらに目線を向け優しく笑った

2度目の笑みはとても柔らかいものだった

[しかしそこには私の友もいてね]

、、、、やめてくれ。

[もしも会ってしまった場合は仲良くしてほしい]

[彼女は孤独になってしまった、私は彼女と仲違いしてしまってね、、少し心配なんだ。]

男の笑みが消える

[さぁそろそろ観測しなければならない、、が]

男は貴方を安心させるため少し笑う

[戸惑うことはない、見て慣れるよ。]

男の後ろのテレビがぷつんと切れた

そして映像が切り替わる

映像では女の子がベランダに座っている。

そして男の声がするーーちゃん。ご飯できたよ!

この子の親だろうか?ご飯ができたと女の子を呼び出しているようだ。

女の子が分かったと返事をし、、、

女の子がいなくなった。

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