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三巻(十九)

第三章 通過儀礼(一)

 新暦八九五年初冬[十月]。

 西南州における、[第二次]西征の敗戦処理は奇妙な方向へ進んだ。

 西征を主導したモウリシア[・カスト]は、当然に責任を取る立場にあったが、これを政敵のホアビウ[・オンデルサン]とサレが陰に陽に擁護し、果ては摂政[ジヴァ・デウアルト]まで引っ張り出した。

 逆に側近として可愛がっている執政官[スザレ・マウロ]のほうが、西南州軍を率いた立場から、責任を取らせるべき(むね)を主張したが、時間が過ぎるにつれ、その責任はうやむやとなった。

 モウリシアが責任を取らぬ以上、ホアビウとサレのボレイラ街道での動きについても、不問となった。


 三人の処置について、[タリストン・]グブリエラは(いきどお)ったが、東州公[エレーニ・ゴレアーナ]と結びついていると思われる、州内の反グブリエラ派に手を焼いていた彼には、どうすることもできなかった。

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