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潜夢士  作者: 藤咲 乃々
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地固め

「失礼します。中邑、西宮戻りました」

獏さん、刑事、叶人、朔夜、私の5人で二条宗についての話し合いをしている中、2人が帰ってきた。


「お疲れさま。帰って来てすぐで悪いけど例の場所は?」

中邑くんは卓上に広げられた地図を睨み、一つの場所を指差した。


「ここです」

「そこに宗が入っていったのね?」

「はい。私も一緒にいたので間違いありません」

写真も確認したが一見普通のビルと変わらない建物。


「山城ビルか...すぐに持ち主を調べさせる」

刑事が電話をかけている間にも話を進める。


6階建てのビルでエレベーターと階段で出入り可能。

エレベーター内の映像が外から見れる仕組みになっており、宗が最上階である6階で降りたのを確認したそうだ。


「すぐに突入したい気持ちはあるけど...って感じね」

敵の数も把握できていなければ、宗が何号室に入って行ったのかすら分からない。

宗について情報も集めたい...


「公に活動できる人数は限られてる。まずは役割を決めろ」

獏さんと刑事こと藍原さんは目立つのでまず動けない。


となると、隊員かつ事情を知っている5人しか動けないということになる。

真白は宗に警戒されている可能性が高いから司令役で固定。

必然的に私が動くことになる。


「役割は宗の生い立ちを調べる役、ビルの観察役の2つ。生い立ちは宗の強さ的に旧名家が関係してると考えるのが妥当かな」


旧名家は名家に代々伝わる書物に記されている。

それぞれの家に存在するが、当主が保管しているため見るのは容易ではない。


待てよ...

中邑くんはまず無理で、莉子ちゃんも西宮の姓になってるから難しいだろう。

私も朔夜も八神、四辻の家とはいい関係は築けていない。


獏さんに頼むのもいいが厳重な警備の獏家に行き、探っていることが周囲に漏れるのは避けたいから却下。

つまり、この場にいる5人の中でこの役を出来るのは1人だけ。


「俺だな」

「うん。頼んだ」

叶人と如月家現当主の関係性なら問題ないだろう。


「残りの4人でアジトの特定と敵の人数把握。情報が集まって問題なければ突入って感じでどうでしょう?」

一応、私達の上官なので獏さんにもお伺いを立てておく


「いいだろう」

獏さんの許可もいただいたので明日から決行となった。

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