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潜夢士  作者: 藤咲 乃々
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褒め言葉

◇◇◇


合宿所での打ち上げが終わると直帰で特攻支部へ向かった。


「お疲れー」

「あれ、合宿って今日までじゃないの?」

私の姿を見て驚いた顔をしている百合。


「心配で来ちゃった」

「動きたくてウズウズしてんのね」


人の考えてることを見透かすのが得意なところ、真白に似てるんだよな。

お似合いだと思うんだけど...


「正解。私達がいない間の特攻部はどうだった?」


「香織の読み通り、出動はほとんどなかったね」

私の読みというか、ただ単に連休に入ったことで国民の負のエネルギーが減り悪夢の発生が落ち着いただけである。


ほとんどってことは何回か出動はあったようだ。

私達に連絡が来なかったところをみると問題なく終わったのだろう。


「けど、みんながいないと安心はできないよね」

「そっか...」


遠回しに信頼してるって言ってるようなもの。

最高の褒め言葉に口元が緩むが頑張って平静を装う。


まさか百合からそんな言葉が聞けるなんて...

気を緩めたらニヤけてしまう。


「そういえば総司令から伝言。“明日は休め”だって」


ニヤけと格闘していると獏さんからの伝言が伝えられた。


「新人達でしょ?もう伝えてあるよ」

元より新人達は合宿後に数日の休みを予定している。


「香織達も休めってさ」

「え、いいの?」

幹部も疲れてたから嬉しいけど、明日からは...


「心配しなくても本部から人材派遣してくれるって。ありがたく休んだら?」


「そうする。百合も休みなよ?」

繁忙期はすぐそこまで迫ってきている。

そんな中、特攻部の頭脳に倒れられては大いに困る。


「うん、私も明日休みもらった」

「よかった〜。じゃあ、お先」


百合に挨拶して特攻支部を出た。


私達が休めるように人材まで派遣してくれるなんて...神様、仏様、獏様!


持つべきものは弟子思いの師匠だ。

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