私は納得が欲しいんだ!
ちょっと最近ランキング上位に来ている作品を読んで、感想を書こうとしたら分量が増えそうだったのでやめた。
しかしこの気持ちを吐き出したい。
そうだエッセイを書こう。
最近こんなのばかりである。
ランキング上位だったりする作品がつまらなく感じてしまうことはないだろうか?
私はとてもある。すごくある。
むしろないわけがないよね(強要)
私もこうして筆を執るような人間だ。
批判されないわけがないと思っている。
でも批判されると普通にへこみます。
だって人間だもの!
批判いくないそれは分かります。
でも、友人にこの手の愚痴を吐き出すのもどうかと思う。
だから画面の前にいる不特定多数のあなた。
代わりに聞いてください。
というわけでまず、なろう作品の浅い批判これはまあどうでもいいです。
批判ってそういうものですし、むしろ深い批判のがへこむので。
わたしが作品に求めることは一つだ。
そうたった一つなんだ。
でもそれが守られる作品は意外と少ない。
私は作品に『納得』を求めている。
まあ、これだけだとよく分からないかもしれないね。
例を挙げてみよう。
『異世界転移物で、元の世界でつらく当たってたりして、異世界行ってごめんなさいするだけで許されます』
はあ!?
これで主人公が超善人とか、そんな設定ならいいですよ。
ただ普通の人間だって言って、そんな感じに振舞わせようとして、なんで許すの?
理由があった?なんで理由があったら許すのよ?
いやなことされたらその記憶はずっと、それこそ一生残るよ。
許すに足る背景が足りないよ!
めちゃくちゃひどい目にあって、ざまあと思って、もう何とも思ってないならいい。
マイナスがゼロになって無関心それなら何の問題もない。
命の危機とか救って、それでも倫理観とか義務感で世話をしてやって、ごめんなさいをされる。
「これこれこういう理由があったんだ……ごめんね」
「もう……いいよ」
なんで仲良くなるのー!おかしいだろうが!
あれだよ。主人公に超女好き属性があって、かわいい子はそれだけで許しちゃうみたいな理由付けがいるんだよ!
普通ってなんだよ!共感できないよ!納得できないよ!
まあなんかすごい理由をひねり出してそりゃ仕方ないって、そう思えるレベルならそれでもいい。
程度によっては、私にはまったく思いつきませんが。
だけどね。例えばだけど、
「お父さんがね。とても癇癪持ちで、社会人になっても門限があるの。実家から遠い会社に通っているの」
なんて理由で、残業自分はできないし、だからといって部下を残業させ過ぎると評価が落ちるから、勝手にタイムカードおして残業代も出させずに、こき使っていても許せる理由になると思うの?
おかしいだろ!納得できないよ!
社会人だろ!実家出ろよ!母親が心配?離婚させろ!
なんで許すんだよ!仲良くなるんだよ!とか。
次に、
『俺は普通の高校生、異世界来たぜ。さあ、これから冒険の始まりだ。
異世界に行ってついた特殊能力超速レベルアップですぐ最強。』
ここまではまだいいです。
おうそうか。まあ、最近の子供はここまで夢を見ていないと思うが、非現実的なことでテンションが上がっているのかもな。
『モンスターをバッタバッタとなぎ倒し、剥ぎ取って売りさばくぜ!』
お前さん血がぶしゃーとしたり、動かない瞳で見つめられて問題ないんか?
虐殺しまくっといて、欠片も気にしないのに普通とは一体。
アイテムドロップ式はその辺気にしなくていいので便利ですよね。
或いは爺さんが猟師で子供のころからイノシシ捌いてたぜ。
みたいな理由が普通はいるだろお!?
『女の子発見。命の危機を救ってほれてもらうぜ!』
これはまあ、極限状態ですし、世界観次第では特に問題にならないと思うことも多いですね。
でも、やり方によっては、普通に恐怖の対象だと思うのです。
強大な敵に襲われていたけど、それをあっさり蹂躙した挙句友好的に話しかけてくるのです。
すごい。とか、かっこいい。以前に怖くないですか?
マシンガン乱射してたような男が、マシンガン装備中に話しかけてくるんですよ?
今は友好的でもいつ豹変するのか、見目の良い自分を狙っているのではとか。
結構緊張感漂うと思います。或いはこいつが何かしようとしたら終わりだ。みたいな諦観でしょうか。
『悪徳権力者が無茶言ってきたぜぶっ殺す!』
これは考えてみると意外と納得できるんですよね。
ただ、大体の作品にはその納得が欠けていますけど。
貴族が存在できる世界観だった場合、基本的に平民に人権はないと思います。
商人でも同様ですね。金の力を舐めてはいけません。
なので納得できない理由は、『世界観的な貴族のポジションがあいまいすぎ』るんじゃよ!
貴族と呼ばれるからには、何かしらの義務を果たしているんでしょう?
国を守る的な。
でも結構な作品に出てくる貴族。なんで貴族できてるんですか?
国民を守らない貴族っていらないですよね。
すぐ革命不可避でしょ。だって、民間人のが強いのいるでしょ?
個人が軍隊に匹敵するような世界観なんだもの。
そんなのを覆せるツエー護衛がいたとしても、護衛のが立場上になるんでない?
命握ってるんだもの。
その手の貴族ってぶっちゃけ何するのが仕事なん?
(※武力をもって先頭に立ち国民を守るそんなのは例外とします)
国の運営。まあ、そうだけど。ぶっちゃけ商人の延長線上じゃんね。
どうやって悪いことやって権力維持するの?
本人によほどの武力がない限り危なくてよほどの悪い事とか無理ですよ。
うっかり超武力の個人に狙われることになるかわかりませんからね。
弱者だってモンスターうごめく世界なら、モンスターを誘導して町ごと蹂躙とか不可能じゃないでしょうし。
それで損害出て、原因が王都とかに知れたら、失脚確実ですよ。
叩けるなら叩くそういうもんですからね。
よく聞くギルドとか民間に魔物の駆除を委託している時点で、武力とかお察しですからね。
というより、武力のある人からしてみると、なんで貴族のために働かなきゃいけないのっていうレベルな気がします。
つまりモンスターがいる世界観なら、武官が一番偉くないとおかしいでしょって話です。
逆に言うと武官なら、絵にかいたような悪徳貴族でもありうるんじゃないかって話ですが。
命守ってもらってる立場なら逆らえなくても仕方ない。
貴族は強くないなら貴族じゃないっていう話ですね。
だからぶっ殺してもいいけど、ぶっ殺した奴が貴族になる仕様であるべき。
とまあ、ぱっと思いつくテンプレに理由付けしてみるといかに納得いかないかわかろうという物です。
ゆで卵理論が如く、謎の説得力を発揮するというのなら、それだけで称賛されるべきでしょう。
説得できるならどんな無茶な理屈を押し通したっていい!
それがファンタジーだ!SFだ!
ここまでを前提として、ひどい作品ということにしましょう。
理由付けが弱く、キャラクターの性格設定やその他もろもろの齟齬を生むというやつです。
面白い面白くない以前に、私的に読むのが苦痛になるレベルです。
さて、つまらない小説に話をシフトさせていくわけですが、昔の小説を見かえして、何が面白かったのかと思ってしまうことはないですか?
私はあります。
テンプレ黎明期の作品にこの傾向が強いです。
新しい設定で押し切ることによって、細かい所に目がいっていないことで起きる現象です。
物珍しいはそれだけで面白いんです!
似た傾向の作品が増え、テンプレと言われるまでになった後に読み返してみるとなんということでしょう。
後の作品に流用されまくっているので、久しぶりに読んだというのに真新しさが一切ないという現象が起きます。
此れでは何が面白かったのか分かるわけもありません。
むしろ、細かい設定の未熟ぶりばかりが目に付くことでしょう。
初期作品だからね。ねられていなくて当然だね!
面白さの一番の敵、それは既視感です。
つまり読めば読むほど評価が辛くなっていくのです。
ランキング上位の作品だって、似た作品3つぐらいあげられるでしょう?
挙げられない人は幸せです。
まだ新鮮な気持ちで楽しめるのですから。
だから短編のような一発ネタがたびたび日間上位に上がるのです。
ネタが新鮮なら面白い。飽きられる前に終わる。
そういうことです。
長編にはきちんとした世界観と、納得というのが求められるのです。
しかし、誰にでもわかるように客観的に書いていくと、歴史書でも読んでいるのではないかという無味乾燥なものが出来上がるのです。
文章が上手い人は、文章で人の感情にうまく訴えられる人です。
共感でも、反感でも、憧憬でもそれはいいです。
逆に言えばそれがなければつまらない作品と言えるでしょう。
あーこの流れはあれとあれと同じだなあ。どうせこうなるんでしょ?淡々と進んでくし、ふーんって感じ。
こう思われたらもうだめですね。
別のこと考えながら客観的に見られたら、興味がないレベルに落ちてますから。
一番悲しい無関心です。
そしてこれだけ乱造されているのです。
設定だけで新鮮味を与えることは難しいでしょう。
絶対無理というわけではありませんが……。
そこで出てくるのがキャラクターです。登場人物です。
そこには無限の可能性があります。
個性の組み合わせによって、すべてが始まるのです。
原点にしてすべて、ですよ奥さん!
これがなければそもそも物語にならんだろうというほど重要です。
良くある普通の高校生という設定は、共感を覚えやすい題材です。
本当に普通過ぎると危険に近づかないので、イベント起こすのに一苦労ですけどね。
そこでだいたいの齟齬が生まれると言っても過言ではないでしょう。
普通とは一体……という命題を我々読者に与えてくれます。
さすがに慣れたもので、よほどツッコミどころが際立っていない限り結構な人はスルーしてくれます。
善人過ぎて気持ちワルッ!
こいつ考え方が人間じゃないわ。
みたいなこともままあるので困りものです。
或いは想像しかできない大金持ちや、武術の達人これもまた共感を得やすいです。
作者自体がこういうやつじゃないのっていう偏見に満ちた心で書いているからです。
ふしぎなことに育ちがみんなにたような物の所為か、偏見というのはにかよるものです。
こうじゃねえの?アーありそうだわー。
ビバ偏見!
ぶっちゃけ設定とか、ストーリーとかなくても、キャラクターさえ好感を抱ければそれだけで素晴らしい作品です。
萌え文化ってそういうものですし。
いやそれだけに限らないし、ストーリーとかが面白いに越したことはないですけど。
キャラゲーが許されるから仕方ないよね。
このキャラを見るために、この作品を読んでいるんだっていう人もいるでしょう。
ストーリーとか設定ってキャラありきですし。
二次創作だって、作品が好きっていうよりこのキャラが好きっていう人のが多いんじゃないですかね。
まあ、キャラクターを魅力的に見せるための文章力はどこまで行っても求められるんですけどね。
つまり愛です。
愛を形にできるかどうかそれが、素晴らしい作品になるかどうかの分かれ道です。
というか私は何が言いたかったんでしたっけ。
なんか溢れるパッションを発露させていたら、自分が何を言いたいんだったかすっかり判らなくなってます。
ああ、そうでした。納得って話でしたね。キャラクターの話じゃなかったです。
直すのも悲しいのでこのまま載せますけど。
まあ、キャラクターについての納得は。
『ちゃんと設定にあった性格通りの言動をさせろよゴラァ!』
ということで。
雑に終わらせておきます。
なにが言いたかったのか分からなくなりましたが、とりあえず吐き出したので満足です。
あとで書き足すかもですけど。
みんなも納得できる文章書いてくれよ!
私には無理だがな!
なにが言いたいのか分かったら作者にも教えてください。
作者もちょっとノリとテンションで書き過ぎて、納得できる内容にしてくれよお!
って、気持ち以外が思い出せない。