前編
「トリノ様!
トリノ様〜っ!」
無意味に、色っぽい雰囲気を出す女怪人の秘書・シャンデリラが、「正義の味方連合総本部」の会長室に、飛び込んできた。
「どうしたシャンデリラ?
また、パワードレンジャーがトレーニングマシンを壊したか?
ブシンジャーが、ノブシンジャーを召し抱えたか?」
会長な怪鳥が、尋ねる。
「それどころじゃないのよ〜!
ラッキーロ!
あれ出して!」
「はいはい。」
シャンデリラに付き添っていた、ラッキーロが、でっかい袋から、折り畳まれた紙を取り出した。
「こ・・・これは・・・!」
トリノは、紙に書かれた内容を見て、絶句した。
「正義の味方暴露新聞・編集者・暴露戦隊アバクンジャー」の表題・・・
そこに書かれていたのは・・・
「メンバーの、個人情報ではないか!」
「ここ・・・
酷いです・・・」
ラッキーロが、指差した箇所・・・
「「秘密戦隊が、聞いて呆れる。
カクスンジャーは、情報を開示すべきだ!」
なんだコレは!」
「でもお・・・
パワードレンジャーは、気にしてないみたいよ〜」
「・・・・・・
彼らは「脳筋」だからな・・・」
ある意味、被害を受けていない。
受けようがない。
頭が空っぽだから。
「しかしだ・・・
「カクスンジャー」は、どうなった?」
「全員、神経性胃炎で倒れました・・・
体力だけなら、パワードレンジャーに匹敵するのに・・・」
ラッキーロが、ガックリしている。
メンタルが、豆腐なだけに体力はある。
「困った・・・!
組織全体の士気に関わるぞ!」