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おったまげ掌編集

作者: コンパロコンパロ

『エスパー漫才』


男A「どうも〜エスパー漫才師のテレパシーズで〜す」


男B「今から漫才の内容をテレパシーでお送りします」


男A&B「・・・・・・」


客「・・・・・・」


男A&B「どうも、ありがとうございました〜」


客「・・・・・・」



『パンセリナ カオス』


太郎「昨日、近所の雑木林でキノコ狩りしたんですよ」


花子「ふうん、あそこに上等なキノコなんてあるんですか」


太郎「傘が真っ赤で松茸ほどの大きさでしたよ」


花子「それ、毒キノコじゃないんですか?」


太郎「いや、そんなことないですよ。おじいちゃんが食べた瞬間、髪がすべて抜け落ち、眼球が破裂し、鼻から膿汁が流れ、舌が腐れ落ち、歯がすべて虫歯になり、喉が裂け、腸がへそから飛び出し、爪が剥がれ、肛門から内臓が全部垂れ流れ、心臓が爆発し、脳みそが空高く飛んで行きましたが大丈夫でしたよ。おじいちゃんも美味しかったと言っています。草場の陰から。」



『糞神話』


人間ども「私たちはどうして生まれてきたのでしょうか。私は一体何のために生まれてきたのでしょうか」


神「その質問はどうしてウンコは出てくるのか、ウンコは何のためにケツの穴から出てきたのか、と言うのと同じことです」


人間ども「つまり我々はクソそのものである、と」


神「貴様らのパパとママが性欲にかられて交尾したことによって子宮に溜まった老廃物が、貴様ら人間どもの正体です。つまりウンコがウンコをして、世界をウンコで埋め尽くしているのです」


人間ども「なるほど。じゃああなたはウンコに信仰されている、ウンコの神様なんですね」


神「ああそうだよ俺はウンコの神様だよ!ウンコ神だよ!」


地球の神様はウンコの神様のレッテルを貼られ、他の神様たちに虐められています。

見て見ぬ振りも虐めです。勇気を出して、虐めを止めよう。



『ニュークリア夏祭り』


気怠く暑い夏といえども、風情あるお祭りごとの数々が、賑やかに心を潤わせてくれるものである。花火大会もその一つであろう。

8月6日、今宵、堤防に蝟集する者共は皆、夜空に弾ける光の花に納涼の風情を求めてやってきたのである。むらむらと暑苦しい人いきれに噎せながらも、皆わいわいと花火が始まるのをたのしみに待っていた。


「よぉーし、打ちあげるぞぉー!」


花火師の声とともに、涼棚からどっと歓声が起こった。

そして、


「よぉーし、いくぞぉー!」


どんっ、と、円筒から丸々と大きい鉄の塊が打ち出された。

鉄の塊は空高く昇った後、放物線を描いて群衆の居る堤防へ向かって落下した。

そして、轟音とともに辺り一面は灰燼に帰した。夜空に濛々とキノコ雲が昇った。



『単位爆弾』


「単位爆弾を仕掛けたぞおおおお!!!落としたら爆発するぞおおおおおおおお!!」


エフ坊「あでょーwww単位全部落としたじょーwwwwww」


爆音と爆風が、彼のキャンパスを襲った。

無惨にもキャンパスは瓦礫の山となった



〜〜〜〜〜〜



男A「どうも〜時間停止漫才師のタイムストッパーズで〜す」


男B「今から私たちが時間を止めている間に漫才を行いま〜す」


男B「えいっ、時間よ止まれっ!」


客「・・・・・・」


男A&B「どうもありがとうございました〜」


客「・・・・・・」

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