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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

病み小説

白い闇

作者: 紫羽月桜鈴

に   げ   て

闇ーそれは人を惑いし貶めるものなり。

白ーそれは人を救うかのように視える本当の闇。


「っあーーー…」

お金って案外簡単に稼げる。

「…ぁあっ……」

ちょっと体を売ればいい。

男のソレも、慣れれば気持ちがいい。

私は十代から体を売っていた。援交なんてしょっちゅうやってた。

最近はすべてがどうでもよかったからかな?

ちょっとやばい方向にいってた。

沙羅っていう女の子を見つけた。

ちょっと気になっただけのハズだった。

気づけばラブホで行為をしていた。

沙羅は私の下で気持ち良さそうな顔していたのを唯一覚えていた。

朝起きたとき、夢かと思ったけど、何故か満たされた気持ちがあった。

「沙羅…ぁ「愛してる、ゆい…」

沙羅はすでに起きていて、私の首に手を回しながら愛の言葉を耳元で囁く。

そんな些細なことすら気持ちがよくて、狂いそうになる。

私の中に、ある種の狂気が生まれたことに誰もきずかなかった。

ーーーサラハダレニモワタサナイ。

気づけば、最後のキスをする私がいてーー

そのまま沙羅の首を閉めていた。

「あっ…ゅ…いっ」

沙羅の苦しそうな声がよけいに私を駆り立てる。

私は、狂気に堕ちてしまった。

もう…遅いんだね。

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― 新着の感想 ―
[一言] タイトルも書き方もかっこいいですね☆ 主人公の感情が見てる私にも流れてきました・・・ 次の作品も楽しみにして、待ってます♪
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