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デジャヴ。

作者: Ni

はじめまして、Niです。

今回は、日常の中でふと感じた「デジャヴ」という不思議な現象について、僕なりの考察を語ってみようと思います。


「なんとなくスルーしてたけど、あれって一体何なんだ?」

そう思った瞬間から、この考えは始まりました。共感してくれる人がいたらうれしいし、もちろん違う意見も歓迎です。


最後まで読んでいただけたら、あなた自身の「デジャヴ」の意味も少し変わってくるかもしれません。

本編では、少しくだけた話し言葉で書いていきます。気楽に読み進めてもらえたらうれしいです。

読者の皆さんは、これまでの人生の中で「デジャヴ」を感じたことがありますか?

「初めてのはずなのに、なぜか“前にも体験した気がする”」——そんな既視感に、ふと立ち止まったことが一度はあるんじゃないでしょうか。


デジャヴ(Déjà vu)はフランス語で「既視感」という意味で、文字通り“どこかで経験した記憶”のような感覚が、突然心に浮かび上がる現象です。

でも、考えてみてください。現実的に、そんなことが本当に起こるはずがあるのでしょうか?


僕はふと、そうした常識をいったん脇に置いて、ゼロから考え直してみることにしました。


 この世界は、僕自身を中心に何度も何度も繰り返されている。そしてその“ループ”の最終ゴールは、僕が寿命で穏やかに死を迎えること。それが僕にとっての「最も幸せな終わり方」であり、それが実現するまで、人生はまた最初から始まる。


現実離れした話に思えるかもしれませんが、想像してみてください。

たとえば、ある日突然事故に遭って命を落としたとします。これは「本来迎えるはずの終わり方」ではない。だから、人生は再び巻き戻り、“ほぼ同じ”道をたどる新たな世界が始まる——この繰り返しが延々と続いているのではないか、と。


 僕はこの繰り返される一つひとつの世界を「Xn」と名づけることにしました。

X1、X2、X3…と数字が進むごとに、同じ人生を少しずつやり直しているようなイメージです。

 たとえば、X1の世界で「Z」という出来事(例えば事故)が起きて僕が命を落としたとします。

するとX2の世界が始まり、再び「Z」に近づいていく。その時、ある瞬間に“うっすらとした既視感”がよぎる。

それが、"デジャヴ" です。

 

 重要なのは、「記憶」を持ち越すことはできない、という点です。けれど、何度も繰り返すうちに、“印象的な出来事”の前後の感覚が、まるで無意識のうちに刷り込まれていく。繰り返されたある場面に差し掛かったとき、脳が「これは何か覚えているような…」と反応する。それは記憶ではなく、“感覚”として残っているもの。まさにそれが、デジャヴの正体だと僕は思っています。

 

 デジャヴが起きると、人の思考や行動がほんのわずかにずれる可能性があります。たった1ミリの違いが、やがて大きな分岐につながることだってある。

 X1では「Z」で命を落としたかもしれないけれど、X2ではデジャヴによって数秒立ち止まる。そのわずかな違いで、Zが回避される。

 デジャヴとは「これまでの無数の繰り返しの中で培われた、生き延びるための感覚」なのかもしれない。

ここまで読んでくれてありがとうございました。この話はあくまで僕の個人的な考察ですが、どこかであなたの記憶や感覚と重なった部分があったなら嬉しいです。


あなたがふと感じたデジャヴは、もしかしたら命のルートを変えるために生まれた“感覚の遺伝”なのかもしれない。

そう考えると、なんでもない一瞬にも少しだけ意味を見出せる気がしませんか?


— Ni

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― 新着の感想 ―
なかなか大層な小説だと思いました。僕はこれからZに近づけけるように頑張りたいと思います。
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