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夢日記(犬と雪山)

作者: 雪灯

二月九日。


僕は雪山を歩いていた。

荒れ狂う雪の中、一歩ずつ地面を踏み締める。



二月十日。


僕は雪山を歩いていた。

大粒の雪を叩きつけられ、狭くなった視界に

赤黒い点が映る。



二月十一日。


僕は雪山を歩いていた。


赤黒い点は徐々にその輪郭を現していき、

やがてそれは犬となってぼくの目に映った。


腹が破れ、内臓を露出させた犬だった。



二月十二日。


僕は雪山を歩いていなかった。


足元には腹の破れた犬とぐちゃぐちゃに踏みつぶされた内臓があった。

犬が僕に語りかける。


「君は何故歩くんだい?」


僕は



二月十三日。


僕は雪山を歩いていた。


少し後から腹の破れた犬がついてくる。


これでもう、寂しくない。





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