表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔王は女神の眷属 ダンジョンの主人  作者: 平仲
第一章 始まり
9/22

9

68日


村長と接触して得た情報

近くに強盗の一味がいる

いくつかの村を襲った

彼らが利用できるかどうか

この強盗を利用してより多くの場所を襲撃する

より多くの恐怖を作り出す


周囲の人間を皆殺しにしたら

得られた恐怖は一時的なもの

恐怖を絶えず作り出す方法があれば

きっと人を殺すよりいい


人間を陰で操り殺し合う

これが現在の目標です

そのために

悪魔コウモリ悪魔スパイダーを召喚した

モニターはダンジョン内しか監視できない

悪魔のコウモリと悪魔スパイダーは私の代わりに外の世界を監視することができます

情報を集めてくれ


悪魔コウモリは名前通り、コウモリだ

飛行できる、空で監視できる

悪魔スパイダーは蜘蛛だ、森の中で、移動が優れている

木の上で監視できるうち、安全も確保できる

この二つの悪魔の体型がちっじゃい

目立たない

情報収集に向いている

彼らに強盗の居場所を探すように命じた


70日

2日間の探索を経て

コウモリは強盗の巣を見つけた

ダンジョンから20キロ離れた場所

道理で何日か探したわけだ

前に発見された村から13キロ離れている

破壊された村も発見された

強盗の巣窟からわずか5キロ

強盗の巣は洞窟だ


コウモリを視線を通して

モニターで見える

森の奥

洞窟に入り

2人の強盗がいった

壁に寄りかかって座てる

洞窟へ進む

通路の両側に無造作に置かれた箱がいくつかある

前進を続け


広い場所がある

強盗一味がここで酒を飲み、おしゃべりをしている

「前の村はよかった。あれだけの食糧と酒を奪った」

「何よりも女をたくさん奪って、最近は疲れてた」

「お前はせいで、何人の女を壊した、俺たちの分が減るだろう」

「何、女がないと。また次の村を襲えばいい」

「そうだ。ハハハハ」

「自由な生活に乾杯」

「乾杯」

「乾杯」

「乾杯」


騒がしい光景

奥に進み続け

一番奥まで来たはず

何人かの女性がいた、裸だ

目つきが魚の目のようで、死んでいるようだ

体がだるく地面に横たわっている

体にはまだ不明な液体がたくさん残る


匂いがしたら

きっと、腐った臭いがするはずだ

隣にいた二人の女性はすでに目を閉じていた

そして飛虫が体を飛び回っている

一番奥は女性を監禁している場所のはず


外へ

広い場所に来て

強盗のたまり場

真ん中、壁に寄りかかったところの椅子に座っている強壮な男がいた

彼の防具や武器を見れば、強盗のボスのはず

のんびりとお酒を飲んでいると、足元には裸でうつぶせになっている女性もいる

体に液体みたいなものが残っている、まだ新鮮と感じる


私に前世の記憶を思い出す、人類に対して最も残忍なことは

モンスターではなく、人間のはずだ

私はフリーターとして軽視され、上司に軽蔑されて

一生懸命働いてもそれなりのお金は得られない

ただ生きれるという資源だけ


これらの強盗を見ていると、私が前世でいじめられているシーンが絶えず出て来る

目の前のシーンは私とは何の関係もない

私に力と第二の人生を与えてくれたのは女神様

女神様の期待に応えるのが、私の今の仕事

私がのんびりとダンジョンで漫画を読んで、何もしないで毎日を過せる

食べ物の心配もない。誰かが罰することもない

首になる心配もない

これ全て女神様のくださったもの

うん、私はもう昔の私じゃない

昔の思い出に浸っている間に


強盗のボスが立ち上がった

「やろども、食べ物と酒はもうすぐなくなる。新しい村を探して襲撃するぞ!」

「おお!!!!!!!」

強盗は一瞬で盛り上がっている

「カレトー、この数日捜査はどうだ」

「ボス、この近くに3つの村がある、どっちを襲ってもいい」

「やろども、数日ゆっくり休んで。次の村を襲う準備しろ」


「おお!!!!!」

「一番きれいな女は残しておいて、誰が先に奪らた。殺すぞ」

この強盗たちはもうすぐ次の村を襲うようだ。


あと数日あるはず、ゆっくりプーランを考えよう

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ