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完結●異世界召喚されたら供物だった件~俺、生き残れる?~  作者: 一番星キラリ@受賞作発売中:商業ノベル&漫画化進行中
【Episode5】ポリアース国聖女降臨編

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8:なぜこんなにドキドキする!?

ゆっくりベリルをベッドにおろし、二人でベッドに横になる。


「拓海、今日はいろいろな方面の専門家に会ったのだろう? その胸の紋章、何か分かったか?」


問われた俺は、カイから女性を現す記号(♀)と、アルファベットのWがあると言われたことを話す。


「そんな記号とアルファベットが? 拓海、紋章を見せて欲しい」


ベリルは上体を起こすと、仰向けの俺の寝間着のボタンをゆっくり外していく。


な、なんだろう。

信じられないほどドキドキしてしまうのだが。


ボタンをベリルが外す。

それは吸血や魔力の注入のために、いつも行っていることだ。

だからもはや当たり前のことで、こんなにドキドキする必要はないのに。


なぜこんなにドキドキする!?


……そうか。

これから吸血するわけでもなく、魔力の注入をするわけでもない。

ただ、寝間着を脱がせる、そのためにボタンをはずしているから……。


なんだかエロい妄想をしてしまい、さらに胸の高鳴りが収まらない。


素肌が外気を感じたのも束の間、ベリルの顔が近づき、胸に温かい息を感じる。なんだかゾクゾクしてしまい、ベリルに気づかれないよう、ギュッとシーツを握りしめる。


「これ、か?」


ベリルの指が素肌に優しく触れた。


……!

お、落ち着け。

ただ、紋章を確認するために、指で触れられただけだ。


つつっとベリルが素肌を指でなぞる。


「なるほど、確かに記号に見える」


……。

声が出そうになり、必死で堪える。


「そうか、これが『W』か」


ベリルの甘い息と指の動きに、意識がそこに集中し、何かを感じ取ってしまう。


堪らず目をきゅっと閉じ、顔を横に向ける。


大勢の学者に見られ、その中には女性のヴァンパイアもいた。

でも触れられても、息がかかっても、何も感じなかった。


それなのにベリルが触れただけで、こんなにうずくような気持ちになるとは……。


「拓海」


突然耳元でベリルの声がして、息を飲む。


「なんて顔をしている……」


囁きが甘く、全身から力が抜ける。


「私に触れられて嬉しかったのか?」


ベリルの言葉に酔い、吐息が漏れる。


「……拓海」


そう囁いたベリルは優しく首筋に牙を立て、ゆっくり魔力を注ぎ込む。


「う……」


体を巡る魔力の快感に、声が漏れてしまう。


その後もベリルはゆっくり魔力を注ぎ込み、夢見心地のまま意識が落ちた。

本日更新分を最後までお読みいただき、ありがとうございます!

次回更新タイトルは

『そしてあの夢を見て~至る現在~』

『本当だ――おわっ』

です。

おわっ? 何が起きた!?


それでは今日もお仕事、勉強、頑張りましょう。

明日のご来訪もお待ちしています!!

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