第七話『赤のオカマ団!!』
月見学園の校庭にまたしても敵が現れた。
「マキリンちゃ〜ん♪いるかしら〜ん?」図太い声をあげるマッチョ。そいつはなんとミニスカートをはいていておまけにキャミソールとなんとも酷い姿だった。そう、奴こそ新たに現れた怪人カマチャンである!!
「騒がしいなぁ。」
「ねぇ真紀〜あの変態さんあんたを呼んでるわよ」
「え〜?」
「ほら」
「本当だ…」カマチャンは叫びながら踊りだした。EXILEの曲なのだがカッコ悪い…。というより気持ち悪い。
「何なのよもぉ〜!!」とかいいながら結局校庭に行く真紀であった。
「来たわね〜。アタシと戦いなさ〜い!!」
「うおええ!!」
「なによ!!」
「だってキモいから…」
「……」無言のまま立ち尽くすカマチャン。
「いいわ。男子達〜!!オカマになりなさ〜い♪オカマの唇!!」投げキッスをうけた男達が次々とオカマと化していった。
「ホホホ!!」
「皆を元に戻しなさい!!」
「いやよ♪」真紀は変身した。
「皆を元に戻さないと許せないんだからね!!マジカルチェンジ『プリティ・マキリン』只今参上♪」
「さぁ、戦いましょう!!」
「うるさいわね!!いくよグラー〇イゼン!!」
「いや、私マギカなんで…」とかいいつつ鉄球を撃ち込むマキリンであった。
「いやぁん!!何すんのよ!!くらいなさい!!赤のオカマ団!!」先程のオカマ達が突っ込んできた。
「イヤァァァ!!」マキリンの悲鳴がこだまする。
「なによ!!何なのよ!!カ〜メ〜〇〜メ〜ハ〜!!」マキリンの手からビームが発射されカマチャンを撃ち抜いた。
「あぁん!!同志が欲しかったわぁん!!」見事カマチャンを倒した。チャチャチャンチャッチャッチャン!!マキリンはレベル30になった!!ってドラ〇エじゃないから!!
「うぬぬぬ!!またもややられたか…。おのれプリティマキリンめ!!」悪の親玉が怒る。
「忌ま忌ましい!!」。
「次は私が…」
「おぉ貴様か!!」。