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蒼の館のZEROナンバー  作者: ソウマ
4/5

魔法都市で魔王候補に会ってみた。

はい。詰みました。確かにサポーターとしては補助魔法使えるのは優秀だね。でもさ、


「戦える奴いないと意味ないじゃん!」


「どーしましょ?」


『『グルルルルルル』』


増えてない?少し増えてきてない?いや、たった数分で、5匹から10匹以上になってない?さすが、犬型の魔物(名前不明)!囲まれてるからにげばないし!終わったな。これ。


「もう!こんなとこに逃げてたの!」


「はぁはぁ。やっと追いついた!」


「「へ?」」


冒険者?きたぁぁあ!やっぱり、異世界だもんね!魔物いたら、冒険者だっているはずだもんね!にしても、ゴツい人のイメージだったんだけど、少年少女だね。どっちも、俺より年下っぽいし。あれ、大丈夫なのか?


「君達は、下がっててね。」


「「は、はい。」」


『『ガルルル』』


「行くよ!【イム】」


「了解。【イブ】」


そして、彼女達は剣を取り出し、その剣を投げた…。うん。投げたね。そして、


「よし、逃げよう!」


「後ろの二人も、付いてきてね!」


「「は、はい。」」


そして、俺達は、走った。というか、逃げるんかぁい!やっぱり、見た目通りまだ子供だったんだね!そりゃ無理ですよね!


「大丈夫!もうすぐで着くから!」


「あっ!見えてきたよ!」


街?って、このままだと魔物と一緒に街も…。まずくね?まずいよね!と思っていた。そして、向かっていると、一人の少女が門前で立っていた。


「き、君も早く!逃げないと死ぬ」


そう言おうとした俺の言葉を遮り、


「大丈夫…【ミル】…お願い…。」

『まっかせて!【アクアプレス】』


それだけで、魔物達が、水に呑まれ消えていった。








うん。通りで皆普通な訳だね。え?なんでって?実はこの街ただの街ではないらしい。だって、


「なんだ?いまの、魔法なのか?」


「…そう…ここは魔法都市メレクト。【魔王】を目指す者達が集まる街…。」


「へ?魔…お…う。魔王!?」


「そ!魔王!彼女、【メナ】は精霊とも契約してる魔王候補なんだよ!」


いやいやいや、魔王って!やばいとこきちゃったし!魔王生みだす街って!よく狙われねぇな!というか、魔王候補に助けられたよ俺!どぉなるんだ俺ぇ!














「…というわけ…。だから、魔王に選ばれた人が…魔物達を従えている人というわけでもなければ…勇者に退治される人とは限らないの…。だから安心して…。」


今現在俺はイブと呼ばれた剣を投げた少女のとんでもない発言のせいでパニクり、クレアに向かって「どぉすんだよぉぉ!」と叫びならがら肩を揺すっていた所を俺を助けてくれた青髪の少女メナが、精霊を使って俺を気絶させて、落ち着いた頃この街の説明等をされていた。どうやら、ここは魔法使い達を育てる街であり、魔王はその魔法使い達が目指す魔法を極めた者の事を言うらしい。だが、この世界にも魔王はおり、その魔王も、魔王らしい。ちなみに、魔王は現在6名いて、その魔王もふくめて7名しか、いないらしい。


「ややこしいな!おい!」


「…魔王は変人が多いから…。」

『まぁ、過去にも間違って勇者に倒されちゃった人もいたけどね!あ、大丈夫!死んだ人2人だけだから!』


やっぱり、いたかぁ。間違ってやられちゃった人。

というか、よく二人だけで済んだな!よくねぇけど!


「ちゃんと勇者も裁かれたよ。まぁ、本物を倒すまでは、王女との婚約は認めません!って王から言われただけだけど。あ、その後その勇者【ハイスケルトン】に殺されちゃったらしい。その勇者は、聖剣で、ばったばった倒しまくってたんだけど効かなかったらしいよ。それで、最後に『そんな、チートありかよ。』そういったらしい!」


何があったんだ!?というかハイスケルトンそんなに強いのかよ!そもそも聖剣が効かなかったって!どんな敵だよ!こぇぇよ!


「まぁ、それもそうだよね。後々分かったことだけど、ハイスケルトンは浄化魔法しか効かなかいらしく剣に浄化効果があっても効かないらしい。」


よし、浄化魔法覚えよう。じゃないとハイスケルトンにあったら詰む。





その後、俺は色々な事を教えてもらったとさ。



めでたくねぇけど!
















次話からもう一人の主人公が出てきます。ややこしいですが何卒ご了承ください。

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