真珠湾攻撃 2
短くてすみません。
スマホ投稿なのでやりにくいのです。
「第一次攻撃隊から報告。トラトラトラ、我、奇襲ニ成功セリ」
伝令の言葉におぉと艦橋にいる士官たちから歓声が上がる。
「続いて北部奇襲部隊、パナマ運河攻撃隊からも奇襲成功との報告です」
「やりましたな長官」
参謀長草鹿龍之介の言葉に頷く小沢長官。
日本は真珠湾攻撃とほぼ同時にダッチハーバー、パナマ運河攻撃も開始された。
ダッチハーバーはハワイが使用不能した際に北太平洋の反攻拠点になり得る。パナマ運河は説明不要と思われるが補給路の遮断が目的だ。運河を使用しなければ南米を迂回しなくてはならない。そうなれば運河を使うよりも何ヵ月も掛かってしまう。
要するに反攻を遅らせるためだ。
ちなみにパナマ運河は伊ー400型潜水艦による艦隊の晴嵐によって攻撃され、ダッチハーバーは海軍空母翔鶴、瑞鶴と自衛軍空母伊勢、日向の連合艦隊によって行われた。
空母レキシントンも第一機動部隊が沈めた。エンタープライズはまだだがチャンスはまだある。
「第三次攻撃隊の準備はどうだ?」
「ハッ攻撃機と爆撃機に爆弾の取り付け作業に時間が掛かっていますが予定に間に合わせるとのかとです」
「なるべく急いでくれと伝えてくれ」
忠実と違い第三次のみならず第四次、第五次と続く。
忠実では第二次までとなったがこれでは工厰や石油タンクを破壊できていない。
出来なかった理由はいくつかある。残弾が少なかったこと、一つはパイロットの疲労と損害など。
問題があったがこの世界ではいくらか解消されている。
残弾は空母の大型化と補給艦のより補充され疲労は空母が忠実よりも大型化しているのでその分パイロットも大勢乗っているので続けての作戦行動は可能な限り控えている。
損害は第一次攻撃の時に飛行場と対空陣地を中心に破壊したので忠実よりも対空砲火は少なく対空兵器の針ネズミである新鋭戦艦はここにいないのも大きい。
「ハワイは徹底的に破壊しなくてはならない。攻撃隊には手を抜かず攻撃するよう伝えよ」
我々がハワイを攻撃している今現在でも出撃した太平洋艦隊はこちらに向かってきているだろう。そちらは頼みましたぞ。竹上長官。南雲長官。必ず太平洋艦隊を撃滅してください。
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