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「おい、金串」







この日、練習終わりに、すぐさま帰ろうとそそくさと支度をしていた金串を、呼び止める者があった、ん、と振り返るとそこには意外な人物が立っていた。












「あ、高杉さん、おつかれっす!」










「おつかれ、じゃねえよこの野郎!お前、俺からレギュラーを奪っといて、俺より先に帰んのかよ。お前のそういうナメた態度が気にくわねえんだ、俺はよ」










「っといいましても、自分もちゃんと帰ってから練習してますよ」









「あ?嘘ついてんじゃねえぞ!あーそうか、お前恵まれた肉体とセンスだけで野球やってるもんな。練習なんか必要ないってか」









一触即発の雰囲気になり、周りにはピリピリと緊張感が走った。

高杉のこの言葉に多少カチンと来た金串は、どんどんと捲したてる。









「なんですか高杉さん、何も知らないくせに勝ってな事言わないでくださいよ!俺が本当にセンスだけで野球をやってて、帰ってから練習してるのがウソだって言うなら、今から俺についてくればいいんですよ!」












「ああ!ついてってやるよ!それでお前がセンスだけでやってるって事をな、証明してやるよ!」










「へっ!どうだか!」











そして2人はグラウンドの外、学校の外へと消えていった。











「御木本キャプテン、あの2人大丈夫ですかね?

ケンカでも始めそうな勢いでしたけど」












「うん、そうだな。俺が後をつけでみるよ。

今暴力事件になんかなったら、野球部全体の問題になるからな。それに、単純に金串が1人でどんな練習してるのか気になる(笑)」










こうして、金串、高杉、そして御木本の3人は、金串の練習姿を確かめるべく、学校の外へ飛び出していった。

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