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神々の箱庭  作者: チャーリー フール
第3章 再会
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4話 密告

とある記者視点です

 さぁ!今日はスバルさんの出発日です!

 あの人は各地を転々としていますからね。スクープとまではいかないものの、話題として取り上げること位はできますよね!

 いざ、門へ!


 おや、門の所に既にスバルさんがいます。

 門番達と話していますね。


 スバルさんは、どの街に行っても兵士や、ギルドマスター達と仲良くなるので、それらの職を目指そうと志す女性も多くいるのですよ。

 凄いです。スバルさんパワー。


 おや?やけに眠そうです。

 人一倍健康に気を使う、あのスバルさんが夜更かしですか?

 いや、流石にそれはないでしょう。

 あのスバルさんですから。


「えぇ!?プロ「わ───!!」…スバル?」

「大声出すなってい言ったでしょ!」

「あぁ、スマン」

「まぁ、そういうわけで偽情報流してるの」

「苦労してんだな、スバル……」

「うん……」


 ふむ?

 雲行きが怪しくなってきました。

 偽情報、ですか。


 ふふふふふ。

 今出回っているのが偽の情報なのだとしたら、真相を探すのが記者の務めというものです!


 ではまず、何に関する偽情報か、を考えていきましょう。

 出発前、門番に話す内容。

 だとしたら今後の予定ですよね。


 〝苦労している〟という事からして、ファンクラブの皆さんの事が話題に上っていたのでしょう。

 街に入る度に辟易した顔をしていましたからね。


 ……成程。

 出迎えがイヤだから到着予定の街を変えたのですね!

 では地図で確認です。

 先程の会話からプロ、で始まる都市名を探さなくては。


 この周辺では、プロセス市、プロイセン市、プログレス市の3つですね。

 1つに絞るのが少々難しいです。


──きゃぁぁぁぁああ!!


 !?何事ですか!?ってあぁ、出発ですか。


 あ、いけません。写真を撮っておかなくては。

 パシャリ、と。

 いやぁ、このカメラ、という魔道具、大変便利ですね。

 一瞬でその景色を写し撮れるんですから。

 素晴らしいです。

 これを技術者には感謝ですね。


 さて、宿に戻って記事にまとめなくては。

 ……ふぅ、原稿が仕上がりました。


 では、スバルさんの事について考えていきましょう。

 宿に戻る前に聞き込みとかしたんですよね。

 ファンの方々のサロンだと、セロ市の方へ行くという事になっていました。

 私の伝えた情報から変化はありませんね。

 そしてセロ。

 プロとは関係ないですね。


 宿の女将さんにも普段と違う点はないか聞いておきました。

 朝は遅くなるとあらかじめ伝えられていたそうです。

 朝が遅くなると昨日の内からわかっていた?

 これは何かありますね。

 夜に何かしていたのでしょうか。


 カメラをいじりながら情報をまとめます。

 むむむ、思い浮かびません。


 そう言えばこのカメラもあの天才技術者さんが創ったんですよね~。

 便利に使わせてもらっています。

 ん?何か引っ掛かりますね。


 あ、12時です。

 原稿を受け取りに後輩君が来ます。

 よろしくお願いしますね~。


 さて、続きに戻りましょう。

 あぁ、そう言えばスバルさん、天才技術者の記事を極めて楽しそうに読んでいましたよね。

 知り合い……ですかね。


 う~む。

 何らかの関係性が?


 ん?知り合い、ですか。

 彼女は確か今はプログレス市にいたはずで……。


 ハッ!

 そうか、そういう事ですか!

 スバルさん、さてはあなた、プログレス市に向かいましたね!?


 知り合い、しかも有名人に会いに行くのに、ファンの方々がいたら厄介といったところでしょうか?

 ともかく記事に書かなくては!


 ってあ!原稿もう渡しちゃいました!

 あ~!!やっちゃった~!!


 むぅ~、というかスバルさん。

 この事隠すのに私使いましたね。

 ファンクラブの皆さんに密告しちゃいますも~んだ。


 後、スバルさんて天才技術者さんの事好きなんじゃないんですか~?

 確証ないから言いませんけど。


 ファンの方々にお伝えしたらすぐにプログレス市の方に向かうとの事でした。

 さ~て、どうなるのでしょうね。


 大体、スバルさんの想いは伝わらないんじゃないですかね~。

 彼女には想い人がいて、それを理由に求婚断ってるらしいですし。

 確か、冒険者の凄腕の剣士で……ん?

 いやまさかね……。

冬季特別更新するかわからないので取り敢えず次回の投稿は12/24の予定です

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