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神々の箱庭  作者: チャーリー フール
第2章 はじまり
21/99

11話 外出-舞台通り-

少し短めです

『んじゃきっちり、200マルカ受け取ったぜ。予想外に早かったな』

『えぇ、まぁ臨時収入がありまして。ありがとうございました』


 深々と頭を下げる。

 さて、無事お金も払ったことだし、何しよっかな~。


 ぐぅ。


 そう考えていたらお腹がなきました。


『確かにそろそろお昼ね』

『華麗にスルーして次の話に繋げるのやめて』


 ん?やめない方がいいのかな?

 まぁともかく、恥ずかしい。

 恥ずかしすぎて死にそうだよ……。

 羞恥心だけで軽く死ねるね、うん。


 そんな僕をおいてシェイルは歩き始める。

 どこ行くの?


『舞台通りよ』

『舞台通り?』

『そう。途中に屋台があるから、そこで何か昼食を買いましょう』


 サンレイズの街には、大きな広場があり、そこを中心に5本の大通りがのびている。

 その大通りの周囲には住宅地が広がっている。


 僕が初めてこの街に来たときに入ってきた門、中央門と繋がっているのが市場通り。


 その右隣、工場などが多くあるのが、鍛治通り。


 そのさらに右が、簡単な教育機関やギルドが並ぶ、役所通り。


 その隣の大通りが、街の主兼領主、つまり街にいる貴族の1人が住む屋敷や、神殿がある、神官通り。


 それで、この神官通りと、さっき僕たちがいた市場通りの間にあるのが舞台通り。

 舞台通りとはその名の通り、小さな劇場と、屋台が林立し、宿泊街が奥に広がっている。

 屋台で買った軽食をつまみながら、屋外ステージでの公演のような劇を観賞する、っていうスタイルなんだって。


 今一番人気の劇団でやっているのは……「ドラゴンスレイヤー」だって。

 どんな話なの?ソレ。

 シェイル、奇妙な顔してたから知ってるんじゃない?


『今から12年前になるわね。この国に真龍が襲ってきたのよ。魔物から進化を重ねた種で、暴走をしていたの』

『うわ』


 暴走してたって事は、意思疏通が不可能ってことだよね……。


『で、その真龍を討伐したのが、当時無名だった冒険者二人組』


 ……なんで最後目そらしたの?


『その冒険者のなれそめをメインで演じるのがこの劇よ』


 シェイルが遠い目してる。

 どうしたの?


『ごめんね。だけどその二人組……私の父様と母様なのよ』


 へ?


『えぇええ!?』


 当主さんと奥さんが!?


『自分の両親のなれそめを聞くのは、やっぱりこそばゆいというか、気恥ずかしいというか……まぁ、色々思うところがあるのよ』


 そ、それは確かに。

 自分の両親の過去を堂々と暴露されちゃうんだもんね。


 うっわ、さすがにヤダ。

 恥ずかしい。

 我が身に置き換えたらさっきの事がどうでもよくなるくらい恥ずかしい。


 それはシェイルもそんな顔しちゃうよね。

 元気出して!

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