表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神々の箱庭  作者: チャーリー フール
第1章  出会い
2/99

1話 サンレイズの街

遅くなりました!すみません‼

都合上、日本語を『』で表しています。

ブクマ、ポイント、感想、誤字報告お待ちしています。

では、どうぞお楽しみください。

 昴は目の前に広がる景色に困惑していた。


 眠ってしまう前までは、確かに自室にいて、パソコン机に座っていたはずだった。

 なのに目の前に広がっているのは平原である。


 とりあえず 、自分の状況を確認することにする。


 着ている服は、自室で着ていた、Tシャツにジーンズ。変化はない。

 服には(・・・)変化はない。

 しかし、服がブカブカになっている。


 つまり、体が縮んでいる(・・・・・・・)


『え~?』


 思わず、といった風に声をもらす昴。


 こんな不思議なことが起こる原因といったら、眠りにつく直前までやっていた、あのサイトだ。


『ほんとに、転移した、のかな?』




 しばらく呆然としていた昴だったが、とりあえず情報を集めよう、と頭を動かし始める。


 まず、ここはどこだろうか?

 あのサイトに入力した通りの場所だったとしたら、ここは日本語が通じ、文明が確立しているだろう。


『日本にこんな場所、あったっけ……』


 ここが日本であるとしたら、後方のジャングル級の森が矛盾を訴えてくる。


 逆に、日本ではない、つまり異世界であると仮定したら、日本語が通じるか定かではなくなってくる。


 次に、今がいつであるかについてだ。

 異世界であることを前提として考えていくならば、暦が地球と同じである保証はない。


 地球と同じ基準で考えると、半袖で平気なこの気候からして、夏。

 時刻は太陽の位置からして、10:00位だろう。


 とりあえず、街を探そう、と歩き出す。

 幸い、道がすぐそばにあったので、それに沿って太陽と反対の方へ歩く事にする。




 歩くこと1時間程。

 誰ともすれ違わなかった道はだんだん広くなり、2メートル程だった横幅は、5メートルにもなった。


 幌馬車がすれ違えるような広さなのだが、昴は4頭立てのキャリッジを考えた。1台しか通れない。


 さらに歩くと、大きな壁が見えてきた。

 赤レンガの、高さが10メートルはある壁だ。


 入り口だと思える門に近づくと、門番と通行人たちのであろう声が聞こえてきた。


 ただ、不思議なことに必ず、2重に重なって聞こえるのだ。

 例えていうならば、ニュースの外国人へのインタビューの時に聞こえる副音声のようだ。


 違和感を感じて、はて、と首をかしげる。

 次いで、ハッとする。


『ここは異世界で、日本語が通じない説……‼』


 正しく聞こえてくるのが異世界語で、副音声が日本語だとしたら。

 会話が成り立たない可能性の浮上に、急に不安になる昴。


 日本語が通じる事を期待し、門へ向かう。


 その期待は裏切られた。

 ただし、いい意味で。


 順番が来たので、思いきって日本語で話しかけると、門番らしき人が


「あぁ、東和国からの人か。『ちょっと待ってて』


と言ったのだ。

 そして、同じ門番の人の名前を呼んだのだろう。


 呼ばれてやって来たのは、焦げ茶の髪色の短髪の男性だった。


『さて、では旅人さん、通行料200マルカだ。』

『あ゛、ぁ~。すみません、今一文無しでして……』

『はっはっは。なんだ、賭けでもしてスッたのか?仕方ねぇ。んじゃこの書類のココに名前書いてくれ。金は滞在期間中に払ってくれればいい。永住希望なら登録の時までな。』

『何から何までありがとうございます。』

『んにゃいいよ。こういう奴は時々いるんだ。』

『……いるんですか。あ、書きました。』


 お金がない人も時々いるんだ、と思いながら、門番さんの出した茶色の紙に名前を書く。


『ん、そうか。アキヤ・スバルね。じゃ、入っていいぞ。ようこそ!サンレイズへ。』

『はい、ありがとうございました。』


 そう言って、昴は街の中へと足を向けた。




『あ、名前覚えてないや。昔からそういうの覚えるの苦手だったからなぁ~。次会ったときに聞けたらいいな』


 そう言いながら、昴は街の中を歩く。

 この運命の街を。


 後数十分もすれば、昴は運命の少女に出逢う。

 世界で1番大切な。

1マルカ=1円です。後で詳しく出てきます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=985246456&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ