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神々の箱庭  作者: チャーリー フール
第2章 はじまり
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4話 魔族

『さて、私のステータスは置いておいて』

『あ、そうだ。魔眼の視覚共有の力について詳しく教えてくれる?』


 視覚共有で見れるものとかも知りたいんだよね。

 すごく便利そう。

 ……燃費は悪いだろうけどね。


『そうね、まず見れるものは対象の視覚の範囲内であれば全て。鳥と共有すれば紫外線が見えたりもするわね。後、意識の一部も同調させるから瞳で認識した情報全てを読み取れるわ。ステータスとかがそう』


 それで僕が二重鑑定したこともわかったんだ。


『次に視覚共有の力について。簡単に言えば瞳を通じて視覚と意識の一部を同調させて共有するの』

『へぇ、じゃあ眼を合わすことができたら誰とでも視覚共有ができるの?』

『えぇ、ただ瞳を合わすことができたら、というのが条件。だから鳥みたいな動物とはできても、スケルトンみたいに、眼球がなかったら同調はできないわ』


 そりゃそうだね。

 にしても、さらっと出たけどスケルトンとかいるんだ。


『シェイル、魔物は』

『いるわよ』


 はい、来た~。

 もうイメージ通りの異世界ってな感じだね、コレ。


『例えば?』

『定番の魔物は大抵いるわ』


 じゃあこの世界にいるんだ。

 ゴブリンとかオークとか、ドラゴンとか悪魔とか!

 他にもスライムとか戦乙女(ヴァルキリー)とかキメラとか。


『ん~、キメラ、人造悪魔はほとんどいないわよ。禁忌の存在だし、生み出すことは禁止されてるわ。戦乙女(ヴァルキリー)は確かダンジョンでしか現れない魔物だったはずよ』

『どっちもほとんど遭遇しないレア個体なんだ』


 というかキメラは魔獣じゃなくて悪魔なんだ。

 暴走する獣のイメージしかないよ。


『キメラを造る技術があった者は総じて天才だったの。残念なことにね。その為、意識を残したまま悪魔を統合することができたのよ』


 つまり、僕の考えるキメラよりも強いんだろうなぁ。


『シェイルは遭遇したことある?』

『あ~、一度だけあるわ。両方とも』

『あるんだね。ちなみにいつ?』


 レアなんじゃなかったけ?

 というかどれくらいのレア度なんだろう?


『ダンジョンの出現は、1年に1回程。戦乙女(ヴァルキリー)はダンジョンLv100以上のダンジョンでしか生み出せなくて、カスタムタイプだから、召喚成功確率が確か1%。まぁ脅威度(リスク)が災害級だから遭遇確率が何兆分の1というレベルかしら?キメラなんて遭遇確率はほとんどゼロとも言えるくらい低いわ』


 うん、物凄くレアだってことはわかった。

 レア度SS位かなぁ。

 あ、そうだ。


『ねぇついでに脅威度(リスク)も教えて』

『魔物の脅威度(リスク)は12段階。下からG、F、E、D、C、B、A、S、SS、災害級、天災級、神話級』


 じゃあ戦乙女(ヴァルキリー)は上から3つ目の脅威度(リスク)かぁ。

 相当強いんだろうな。


人造悪魔(キメラ)は悪魔の質にもよるからSから天災級まで確認されてるわね』

『シェイルが遭遇したのは?』

『天災級よ』

『おぉう。脅威度(リスク)が最高の個体だった』


 それはなんとも……。

 運がなかったと言うべきか、レア個体に遭遇するほど運が強かったと言うべきか。


『私も運が物凄くなかったと思ってるわ』


 やっぱりそう思うよね。

 にしてもシェイルは天災級の魔物にも勝てるんだね。


『流石にまだ私一人じゃ無理よ』


 まだ?

 何歳の時に遭遇したの?


『んと、キメラが去年の冬だから9歳の時ね。戦乙女(ヴァルキリー)はダンジョン入場許可が降りた年だから7歳になったばかりだったわ』


 シェイルって何というか凄い経歴の持ち主だね。


『じゃあシェイルがソロで倒せるのは?』

『Sクラスじゃないかしら』

『……』


 やっぱりシェイルは凄いね。


『ただ、まだSクラスの魔獣を周りの被害なしに討伐できる自信はないわ』


 被害気にしなければ勝てるんだね。

 それよりも聞き捨てならないのが魔獣。


『魔獣と魔物の違いは?』

『そうね、魔獣は魔物が一定レベルまで進化して、隔絶した力をもつ種族となった存在かしら?それぞれ種族ごとにLvの上限を持っていて、3つの条件を満たすと新たな種族に進化できるわ』

『3つの条件?』

『えぇ、Lvが各種族の上限に達していること。進化先の種族の特徴である何らかの技能を獲得すること。HP、MPがそれぞれ5000を越えること』


 5000!?

 普通の人の10倍以上!


『最後の条件鬼畜!搦め手が得意な人とか不利じゃない?』

『そうでもないわ。Lvアップの時に、HPやMPの最大値は延びるから、鍛練だけで伸ばすわけではないわ』

『人も進化するの?』

『するわね。でも特殊だし複数の進化候補があるわ。』

『例えば?』

『人族の進化は職業によるわね。剣士だったら剣鬼。聖女だったら聖人ね』

『ほぉ』

『特殊進化と言えば魔族も最終的に特殊進化するわね』


 聞き捨てならないよ。

 魔族?

 やっぱりいるの?

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