3話 ステータスⅡ
『まぁ、私の魔眼の事はここまでにしておいて、スバルの鑑定のスキルの事ね。スバルのは鑑定解析。鑑定をし、それを解析することができるらしいわ』
ん~?らしいってことは、相手のスキルがどんなのかって、シェイルも解析できるの?
『そういったところね』
シェイルもチートでした~。
しかし鑑定かぁ。
僕、他にどんなスキル持ってるんだろう?
『あぁ、そうね。これがさっき私が見たスバルのステータス』
そう言ってシェイルが何かを書いた紙を渡してくる。
あ、何かっていうかステータスか。
どれどれ?
名前:アキヤ スバル(秋谷 昴)
年齢:15歳
HP:不明 ▽随時変動
MP:3000/3000
スキル:〈剣道〉〈言語理解〉〈鑑定解析〉〈世界の図書館〉〈習得率上昇〉
習得魔法:なし
……あれ?
これって僕があの謎サイトに入力したやつとほぼ同じじゃない?
う~ん?
でも少し違ってきてるな。
HPはMaxじゃなくて不明になってる。
随時変動ってことは……ランダムに変化するってことだよね。
後で規則性見つけられないかな?
鑑定は鑑定解析に、図書館は世界の図書館に。
後、習得率上昇なんてスキルも増えてるし。
ん~?
やっぱ自分の眼で確かめてみたいなぁ。
って、あ。普通に自分で見ればいいのか。
だってシェイル言ってたじゃん。
鑑定だったら普通のステータス見れるって。
僕の鑑定解析は鑑定の上位互換のスキルのようなものだよね。
でもって、僕のMPは3000。
つまり、10分弱使えるんだから確認は十分できるね。
……どうすれば、ステータスって見れるの?
よし、とりあえず。
ステータス
あ、ステータスって考えるだけで見れるんだ。
『鑑定解析はスキルの1種だから、スキル名を心で唱えるようなことをしなくても頭で少し意識するだけで使うことができるわ。まぁ、その辺りは使っていけば慣れるでしょうね』
『ほぉ~、ファンタジーだね』
シェイルの解説を聞いてワクワクしてくる。
ゲームみたいな仕組みになっていね楽しそうだな。
『しばらくステータスを見ていていいわよ』
『ありがと』
では早速、とばかりにさっき開いたステータスを見る。
青い半透明の板が僕の目の前に浮かんでいる。
黒い文字はぼんやりと板の上に浮かんでいるみたいだ。
ってうわっ、HPが変になってる。
1000と思っていたら50になって2000に急に上がったら、300。次は8000!?
ナニこれ凄いランダム。規則性なんてあるの?
……とりあえずHPは置いとこう。
スキルは全部シェイルが教えてくれた通りだ。
ただ、なんか5つに分類されてる?
戦闘スキル、演算スキル、生活スキル、固有スキルにユニークスキル。
ん!?なんかステータスの上に似たような半透明の板が!
……この板名前ある?
板板うるさい。
『ステータスプレート』
『ステータスプレートかぁ、そのまんまだね』
『それは同感だけど、他に何かいいのある?』
「プラクエ」
『フランス語で板ね』
『そう』
そっちの方がかっこよくない?
『そうね、私もこれからそう呼ぼうかしら』
『呼び方簡単に変えて他の人わかるの?』
『そもそも呼び方が統一されていないから。板とかステータスとか、ステータス板とか。ニュアンスが伝わればどんなのでも平気よ』
成る程ね、じゃあプラクエで。
で、そのプラクエの上に出てきたの。
戦闘スキル:戦闘に関するスキル
おぉ!
これは二重鑑定か!
同じように出てきたプラクエの文字を読んで興奮する。
これは戦闘スキルの説明だよね。
これだと相手のスキルの説明もわかるんじゃないかな。
わからないスキルの力もわかるんだろうな。
ちょうどこの部屋に僕以外の人がいる……。
だとすればやることは1つだね。
『ステータスの閲覧はご遠慮させていただいておりまーす』
くっ、何故ばれた。
『スバルが二重鑑定できることに気づいたみたいだから、先回りしておいただけよ』
『そんなに顔に出てるのかなぁ』
『あぁ、今回は違うわ。少し視てただけだから』
『何で?』
『魔眼で』
どんな能力があるの?魔眼には。
僕が二重鑑定してたの見ることができるって……。
『魔眼は他の瞳と視覚共有ができるのよ』
シェイルはただのチートじゃなかったみたいだね。




