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僕の異常な日常

作者: 中村優介

 都市伝説、それは日常のすぐ近くに起こる謎の現象。人々はそれを時には楽しく、時には恐ろしく語って広めていく。最近ではネットワークをつかって世界中へとその情報を流していく。だが、今も昔もその情報は大方がせねたやでたらめなどである。しかし、その情報があまりに多く広がってゆくとそれは嘘でもでたらめでもない本当の異常としてこの世に出てきてしまう。そんな時に人はどうするのかというと・・・・。



 2018年、日本某所、少年は走っていた。「くそ・・・なんだって僕がこんな目に合わないといけないんだよ・・・」少年は息を荒くしてそういった。その後ろを背の高いマスクをつけた女が走っていた。たくさんの刃物をもって。「もう逃げれないよー、さぁ、さっきの質問に答えてくれるかなー?」女はさほど息も切れておらず少年に迫っていく、「私、きれい?それとも醜い?」女が少年に問う。「なんで僕なんだ・・・」少年は青ざめた顔でそういった。「私、きれい?それとも醜い?」女が同じことをいった。少年はこういう時どうすればいいのか分からなかった。そして、言ってはいけなかったことをついに言ってしまう。「・・きれいです。とても・・・」すると女はマスクを外して、こういうのだ。「これでもか!!」そういった女の口は耳まで裂けており歯はとても鋭く人の肉くらいなら余裕で食えるくらいだった。・・・・もうお分かりになると思うが女は口裂け女だった。彼女は足がすくんで動けなくなっている少年に向かって進んでいく、一歩。二歩と。そして、手に持ってた斧を大きく振り上げ少年に向けて振り下ろす。少年は恐怖のあまり目を反射的に閉じて女が自分を殺すのを待った。しかし、どれほど時間がたっても少年の体に斧が触れなかった。少年は恐る恐る目を開けると確かに女は斧を少年に向けて振り下ろそうとしていた。しかし、振り下ろされなかった。女の腕がもうなくなってしまっていたから、「ーーーーーー!!」女は叫んだ。すると、女の体はみるみる消えていきそこには少年と女が持っていた斧だけが取り残された。

 遅くなったが少年の名前は斎藤真二。高校1年生。これといった特徴もなくどこにでもいるような高校生だ。趣味は読書やサイクリングなどである。学校も終わって友達の三条実と一緒に帰ろうとしていたが、実は、「生徒会の仕事があるから先に帰っとけ。」と言って一緒に帰れずに、一人で帰っていく途中にそれと遭遇した。

 無事家まで帰りつけたが、怖さのあまりに全然寝れず次の日を迎えた。

 

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― 新着の感想 ―
[一言] 序盤の語りが話とどうつながっているのかわかりませんでした。オカルトが語られるうちに現実となる、という設定でしょうか。 最後に二名の名前が明かされますが、意味が不明です。また、オチがありませ…
2014/10/03 20:23 退会済み
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