隠れた階段の上
「俺もいっていいか?ゆみさん。」
陸先輩が話しかける。
「もちろんいいよ。」
陸先輩最高!
「じゃあ探索なんだけど全部部屋を見た?」
そう言えば奥になんかあったなあ。
「見えたのは。」
「あの奥のも?」
陸先輩も気付いたんだ。
「まだ行ってないから行きたいなあ」
陸先輩いいよね。
「行こうか。」
「ありがとう陸!」
あ。先輩なのに陸って。
「堅苦しいからいいよ。」
にっこり笑う陸。でも苦笑いにしか見えないのはなぜ?
「ありがとう。陸」
まさかの恋愛もの系に!なりませーん。
奥に進むと。
「階段?二階があるの?」
そのまま上がる。
「眩しいな。」
と言うのは嘘で。あたりは真っ暗電灯一つも付いてない。
「プールだ!」
二階を見ると。
「いやいやいやいやいやーーーーきゃーーーーーーーーーーーーーーーー」
死体した死体いやだ嫌。死体プールがあ。
京が飛び降りようと
「京!」
「・・・」
分かる。痛い程解る。でも・・・
「あそこに鍵見たいなのが・・・」
「私とりに行くね。」
死体の血がいっぱいのプール。これに入って泳がないと届かない。何も言わずに潜る。その強烈な匂いは嗅覚を殺し。骨のがちかちの音は聴覚を無くし。血と死体の気持ち悪さに感覚を消して。プカプカ浮かぶ頭蓋骨。コバエがブンブン飛び回り。服足胴体手は血だらけ。私の神経はぶっ壊れてる。最後に残酷な姿を見て視覚を・・・失った。口からげぼが。体は鳥肌に包まれ。心臓を感じない。もう死にたい。麻美も見つけてもうやだ。目が肉がない。筋肉がつきとうされ。骨しか無いしたいも。白骨遺体。もうヤダ。中二の私にはもう限界。溺れて死にたい。ここのしたいと同じしたいになるんだ。腸が体を・・・心臓が目を・・・
そんな時。鍵?鍵?なの?