麻美の悲劇と京の思い
今回はグロテスクな表現が含まれています。苦手な方はバックしてください。
そう私が叫んだ途端に大蜘蛛が現れた。これが召喚なのねって感心してる場合じゃないわよ!
「目が見えない」
目隠しをされて蜘蛛の糸でぐるぐる巻にされそう。助けて!・・・陸先輩
「姉ちゃん・・・?」
でも望んだ声ではないのね。京。
目は見えないけど京、必死なのねそれに泣いてる。
京
「うわあ!!!」
千早の家に入った俺は見知らぬ部屋に飛ばされた。
そこには誰かの残酷な怪我。血がダラダラ流れていて小学校6年の俺には耐えられない。顔は深く傷が入り口と貫通していそうな所や皮膚がボロボロで肉しか出ていない所や・・・でも無事だった髪から誰なのか分かった。ロングヘアで少し三つ編みが垂れ下がっていると言えば麻美さんです。体も服がボロボロで足は骨が見えそうで。
他の陸さん、リコ姉さんや俊もいたがゆみ姉がいない。
取り合いず皆を起こした俺は嫌な予感がしてゆみ姉を探しに走った。恐くてゆみ姉も麻美さんみたいになりそうで泣き出して。他の皆は余りの恐怖に動かない今俺が行くんだ!
部屋を出てまっすぐ走ると玄関が見えた。もう一つの廊下がある。部屋がある行こうかな?
「目が見えない!」(京には目がえぐられた的な意味だと思っているので本来ない "!"があったように聞こえています。)
ッ・・・!!!
「姉ちゃん!」
グルグル巻きにされそうな姉を見て安心した。さっきから歯を噛み締めているのに涙が出る。ホッとしたのと麻美さんの・・・
俺はそこにあった木製バットで大蜘蛛をぶっ殴った。
ゆみ
ドン!!!!!!
蜘蛛の糸は消えて私は落ちた。
何だ陸先輩じゃないんだ。
がっかりだなあ。
今回から前回のようにキャラ別自作ことわざを発表します。今回は京で
恐れこそ 回避する人 卑怯
です。次回をお楽しみに!